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英国FTSE100指数に含まれる住宅建設会社株やREITに注目

モトリーフール英国支局、2019年5月5日投稿記事より

現時点で、多くの投資家が英国の不動産市場に投資したいと思っているかもしれません。

英国の不動産への投資は、賃貸用不動産を通じて行うよりも、FTSE 100を介した不動産投資に注目すべきでしょう。

近年、賃貸用不動産に対する税制変更や煩雑な規制が行われました。

そのため、賃貸用不動産のリスク・リターン特性は、ここ数年で悪化しました。

しかし、賃貸用不動産とは対照的に、高いリターンをもたらす可能性があるFTSE 100不動産株があります。

その中には、住宅建設会社の株やREIT(不動産投資信託)があります。

住宅建設会社の株

住宅建設会社は、ここ数カ月間厳しい経営環境にあります。

新築住宅の需要は依然として高水準ですが、ブレグジットの不確実性により消費者の信頼感は依然として低いままです。

中期的には金利の上昇が予想されていますが、イングランド銀行は、金利の上昇速度について慎重な姿勢を保っています。

これは、今後数年間にわたり住宅建設セクター全体に対し追い風となる可能性があります。

利益率の上昇にもかかわらず、PersimmonやTaylor WimpeyなどのFTSE 100の住宅建設会社は、引き続き低いバリュエーションで取引されています。

たとえば、どちらもPER(株価収益率)8倍程度ですが、当年度は増益が予想されています。

確かに、政府の住宅購入サポート制度が終了すれば、住宅建設会社の業績は不透明になるといえるでしょう。

住宅購入サポート制度は、新築住宅への購入意欲を刺激し、住宅建設セクター全体の利益を後押ししました。

この制度は2023年まで実行される予定です。

REIT

現時点での英国経済の見通しが不確実であることを考えると、商業用不動産価格が圧迫されているのは驚くべきことではありません。

この傾向は今後数カ月間続くかもしれません。

しかし、長期的投資家にとっては投資機会と見ることもできるでしょう。

British LandやLandsecなどのFTSE 100のREITは、明らかに割安となっています。

それぞれPBR(株価純資産倍率)のわずか0.6倍と0.7倍で取引されており、長期的にみればかなりのリターンをもたらすものと思われます。

これらのREITに共通しているのは、5%以上の配当利回りです。

実際、この2社の利回りは、賃貸用不動産から得られる利回りよりも高い場合があります。

特に、賃貸用不動産において管理手数料や住宅ローンの支払いなどの費用が差し引かれる場合には、REITの方が利回りの高くなると考えられます。

(なお、米国株投資にご関心がある場合は、モトリーフールの下の記事をご参照ください。)

「米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較」


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元記事の筆者Peter Stephensは、British Land、Landsec、Persimmon、Taylor Wimpeyを保有しています。モトリーフールUKは、British LandとLandsecを推奨しています。

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