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日本株の高配当銘柄はヤフーファイナンスと配当貴族指数から見つけよう!

配当金とは、企業が利益をだした時、利益の一部をオーナーである株主に還元するものです。

株を持っているだけで安定的に利益を受け取ることができるので、配当金目当ての投資を考えている方も多いのではないでしょうか。

配当金がたくさんでる企業の株を保有していれば、銀行に預金するよりもずっとおトクです。

なるべく多くの配当金がでる銘柄(高配当銘柄)に投資したいですよね。

そこで、今回は「ヤフーファイナンス」と「S&P/JPX配当貴族指数」から高配当銘柄を見つける方法をご紹介します。

高配当銘柄とは配当利回りが高い株

配当金の金額は銘柄によって異なります。

株価に対してどの程度の配当金をだしているのかを測る指標が配当利回りです。計算式は以下の通りです。

  • 配当利回り(%)=1株当たりの配当金 ÷ 現在の株価

例えば、1株当たりの配当金が30円のA社とB社でも、株価が違う場合、配当利回りは異なります。

A社の株価1,500円、B社の株価が3,000円として、配当利回りを計算してみましょう。

  • A社の配当利回り…1株当たりの配当金30円÷株価1,500円=2%
  • B社の配当利回り…1株当たりの配当金30円÷株価3,000円=1%

同じ30円の配当を得るために、A社では1,500円、B社では3,000円必要です。

この場合は、A社の配当利回りが高くおトク」になります。

高配当銘柄の定義は配当利回り3%以上

一般に、配当利回り3%以上を「高配当銘柄」といいます。

東証1部の平均配当利回りが1.94%(2019年4月時点)ですから、配当金目当てで投資するなら、少なくとも1.94%以上を狙うようにしましょう。

高配当銘柄はヤフーファイナンスで見つけよう

高配当銘柄を見つけるには、ヤフーファイナンスの「株式ランキング」を使うと便利です。

2019年4月時点の配当利回りランキングは次のようになっています(REITを除く)。

銘柄コード 名称 株価 配当利回り
1 8628 松井証券 991 8.48%
2 7480 スズデン 1,450 8.28%
3 9904 ベリテ 392 8.16%
4 8707 岩井コスモ 1,198 6.26%
5 8737 あかつき本社 289 6.23%
6 9275 ナルミヤ・インターナショナル 1,269 6.23%
7 7201 日産自動車 928 6.14%
8 5857 アサヒホールディングス 2,037 5.89%
9 2914 JT 2,622 5.87%
10 1808 長谷工コーポレーション 1,372 5.83%

配当利回りが5%を超えるような銘柄もあることがわかります。

ただし、配当利回りだけで銘柄を選ぶのは危険です。

それは、配当利回りが高い株が、必ずしも業績もいいとは限らないからです。

前述のとおり配当利回りは「1株当たりの配当÷株価」で算出します。

業績好調で配当金が増えたならいいのですが、株価が下がっても配当利回りは上昇します。

株価下落の理由が業績悪化の場合、将来の配当金も減ったり(減配)、無くなったり(無配)する可能性もあります。

銘柄を選ぶ際には、配当利回りとともに業績もチェックしましょう。 

連続増配銘柄を対象にしたS&P/JPX配当貴族指数とは

しかし、「業績の見方が分からない」、「分析する時間がない」という人も多いでしょう。

そこで、S&P/JPX配当貴族指数」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

S&P/JPX配当貴族指数とは、TOPIX(東証株価指数)を構成する約2,000銘柄の中から、10年以上毎年増配しているか、安定して配当をだしている配当利回りの高い企業を選出している指数です。

2019年3月末の構成銘柄上位は、次の通りです。

銘柄コード 名称 配当利回り
1 1833 奥村組 3.56%
2 2914 JT 5.71%
3 4502 武田薬品工業 4.00%
4 2651 ローソン 4.35%
5 9504 中国電力 3.65%
6 8766 東京海上HD 4.53%
7 4555 沢井製薬 2.23%
8 9437 NTTドコモ 4.62%
9 8410 セブン銀行 3.43%
10 8570 イオンフィナンシャルサービス 3.01%

配当貴族の詳細は、以下の記事を参照ください

配当貴族指数とは?日米の指数比較と投資するための4つの方法

高配当銘柄の特徴

配当金をもらうためには、「権利付き最終日」時点で株を持っていることが必要です。

権利付き最終日は、「権利確定日=決算日」の3営業日前と決まっています。

株を買ってもすぐに名義が書き換わるわけではないので、少し時間がかかるのです。

上場企業の約7割が3月決算なので、権利確定日は3月(本決算)と9月(中間決算)がほとんどです。

ただし、違う企業もあるので、必ず確認してください。

例えば、2019年3月の場合の権利付き最終日は26日(火)になります(下図)。

最終日である29日が権利確定日(決算日)なので、3営業日前の26日が権利付き最終日です。

配当をもらうには、26日時点で株を保有してなければいけません。

権利付き最終日の翌日を「権利落ち日」といいます。

権利落ち日以降なら、株を売っても配当をもらえます。

高配当銘柄は、配当狙いの買いが入りやすいので、権利付き最終日に向けて株価が上昇することが多くなります。

高値つかみしないよう、高配当銘柄を狙う場合は、2~3カ月前までに購入するようにしましょう。

まとめ

今回は、高配当銘柄の見つけ方として「ヤフーファイナンス」と「S&P/JPX配当貴族指数」をご紹介しました。

配当は株式を保有するだけでもらえるのでおトクな利益ですが、業績悪化などで、配当金でもらえる金額以上に株価が下落するリスクもあります。

ただ、銀行の定期預金が年0.01%の中、3%を超える高配当銘柄の利回りは非常に魅力といえます。

この記事が、高配当銘柄狙いの投資を始めるきっかけになれば幸いです。


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記事の筆者、山下耕太郎は記事で言及されている株式を保有していません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。

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