The Motley Fool

香港ショッピングセンターREIT、好業績を継続

出典:Getty Images

モトリーフール・シンガポール支局、2019年4月15日投稿記事より

フォーチュンREIT(ティッカー:F25U)は、一貫性のお手本と呼べるようなREIT(不動産投資信託)です。

主に香港郊外のショッピングセンターに投資する当REITは、15年連続で増益を記録しています。

さらに印象的なのは、過去8年間で投資主に高い分配金を支払ったことで、1口当たりの分配金は2倍以上に増えました。

なお、当REITは、最近2018年の年次報告書を発表しました。

その年次報告書から3つの興味深い事実について触れます。

2018年の不動産処分および主要不動産の充実

2018年に、フォーチュンREITは1口当たり分配金を前年比1.0%増加させました。

1つの不動産売却と主要不動産の充実によりこれを達成したことで、巧みな運用手法を印象的なものとしました。

2月に、当REITはプロビデンス・スクエアを20億香港ドルで売却し、そのほとんどが借金の返済に使われました。

その結果、当REITの負債比率(自己資本に対する負債の比率)は、2017年の27.4%に対し2018年には20.9%になりました。

さらに、2018年6月には、最大の資産であるフォーチュン・キングスウッドの改修を開始しました。

改修が完了すると、フォーチュン・キングスウッドには多くの人々や家族が買い物やレジャーに訪れるでしょう。

テクノロジー面からテナントの売上増をサポート

フォーチュンREITは、テナントの事業拡大を支援しています。

テナントの売上高や買い物客の数は、当REITの賃貸収入と密接に関連しているためです。

2018年、当REITが保有するショッピングセンターは、中国本土最大のソーシャルメディアプラットフォームで公式アカウントを開設し、フォロワーを引き付けました。

そして、16の全てのショッピングセンターの最新プロモーションおよび祝日イベントに関する最新情報を提供しました。

ポートフォリオの評価額増加

2018年にプロビデンス・スクエアを売却したにもかかわらず、当REITの評価額は2017年の388億香港ドルから2018年には420億香港ドルへと8.2%増加しました。

この評価は、独立した不動産鑑定事務所であるKnight Frank Petty Limitedによるものです。

簿価を89%も上回るプロビデンス・スクエアの売却もあいまって、当REITの1口当たりの純資産額は前年比18.2%増の16.61香港ドルとなりました。

結論

フォーチュンREITに関しては、好ましい部分が多くあります。

その財務の柔軟性に加えて、当REITは既存のポートフォリオをオーガニックに成長させています。

当REITは、資産価値を向上させる強力なイニシアチブを持っています。

これらから、当REITは、近い将来も堅実なリターンを投資主に提供し続けるとみられます。

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記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者で、モトリーフール・シンガポールの寄稿者であるJeremy Chiaは、記事で言及されている株式を保有していません。

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