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【米国個別株動向】エヌビディア決算:減収減益でもコンセンサス上回る

モトリーフール米国本社、2019年5月17日投稿記事より

グラフィックチップ大手のエヌビディア(Nvidia、ティッカー:NVDA)が16日木曜夕方に発表した2020年度第1四半期(2月~4月)決算は、減収減益となりましたが、アナリストのコンセンサス予想は上回りました。

予想より良かった決算を受け、株価は時間外取引で一時7%以上上昇しました。

売上高は前年同期比31%減の22億2,000万ドルでしたが、アナリスト予想の22億ドルを上回りました。

調整後EPS(1株当たり利益)も57%減の0.88ドルでしたが、アナリスト予想の0.79ドルを上回りました。

市場はまた、第2四半期(5月~7月)のガイダンスがアナリスト予想とほぼ同じだったことで安心したとみられます。

第1四半期決算の概要

財務指標 2020年度第1四半期(2019年2月~4月) 2019年度第1四半期(2018年2月~4月) 前年同期比
売上高 22億2,000万ドル 32億1,000万ドル -31%
GAAPベースの営業利益 3億5,800万ドル 13億ドル -72%
GAAPベースの純利益 3億9,400万ドル 12億4,000万ドル -68%
GAAPベースの1株当たり利益(EPS) 0.64ドル 1.98ドル -68%
調整後EPS 0.88ドル 2.05ドル -57%

出典:エヌビディアの決算報告。GAAP=米国一般会計原則

多くの投資家は、ゲーム部門の落ち込みがひどくなかったことを評価しています。

ゲーム部門の売上は前年同期比では39%減だったものの、前四半期比では11%増だったので、最悪期は脱したとの見方があります。

データセンター部門は、大企業やクラウド関連企業の設備投資引き締めの影響で、前年同期比および前四半期比ともに売上は減少しました。

プラットフォーム別の業績

プラットフォーム 2020年度第1四半期の売上 前年同期比 前四半期比
ゲーム 10億6,000万ドル -39% 11%
データセンター 6億3,400万ドル -10% -7%
プロ向け映像関連製品 2億6,600万ドル 6% -9%
自動車 1億6,600万ドル 14% 2%
OEMおよびIP* 9,900万ドル -74% -15%
合計 22億2,000万ドル -31% 1%

出典:エヌビディアの決算報告。 * OEM(相手先ブランドによる生産)、IP(知的財産権)

今後の見通し

第2四半期の会社ガイダンスは売上高が25億5,000万ドル(2%の上下幅)で、中間値では前年同期比18%減、前四半期比では15%増です。

アナリスト予想は25億4,000万ドルです。

なお、アナリストは、第2四半期の調整後EPSを1.11ドルと予想しており、前年同期比では43%減となります。


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元記事の筆者Beth McKennaは、エヌビディア株を保有しています。モトリーフール社は、エヌビディア株を保有し、そして推奨しています。

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