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英国では賃貸用不動産のコストが上昇し、規制も強化

モトリーフール英国支局、2019年4月6日投稿記事より

英国では、賃貸用不動産の投資家にとって状況は厳しくなりつつあります。

賃貸用不動産は、コストの上昇と規制の強化に直面しています。例えば多くの家主が、最近導入された新たな規制により大きな損失を被りました。

それは、不動産のエネルギー効率を改善しなければならない、というものです。

この規制の影響が非常に深刻であることから、英国の東部賃貸用不動産協会の会長であるチャールズ・クラークは地元新聞のEastern Daily Pressに以下のように述べました。

「これは、賃貸用不動産業界にとっては大きな問題です。

家主は大きなジレンマに直面しています。新規制への対応コストは数千ポンドにも達する可能性があり、そのため、多くの家主が保有不動産を手放しています。」

この動きは、特に小規模な不動産ポートフォリオを持つ個人投資家に影響を与えるおそれがあります。

「1つか2つの不動産を所有しているだけで、それらを会社組織で運営していないのであれば、コストがかかりすぎます。個人で賃貸用不動産を運用するのは困難です。」

他の不動産運用を追求

賃貸用不動産の価格が上昇し、そして管理がさらに複雑になっています。

従って、それは最も避けるべき運用セクターと考えられます。不動産リスクを取れるのなら、株式市場に投資すべきとの見方があります。

たとえば、トランクルームを運営するBig Yellow Group(ティッカー:BYG)という不動産投資信託(REIT)への投資が考えられます。

イギリス人は買い物をやめることができず、一方で古いゴミを捨てることもできません。

そのため、所有物の保管に十分なスペースが必要です。

経済情勢および政治環境が消費者の購買動向に影響を与えているにもかかわらず、Big Yellow Groupのトランクルームの需要は増え続けています。

12月までの3ヶ月間の同社の売上高は前年同期比6.4%増の3,150万ポンドとなりました。

また、2018年末時点の成約率は前年同期比2.4ポイント上昇の82.1%となりました。

このFTSE 250 銘柄REITの見通しはかなり明るいと言えます。

前四半期には、ブラックネルにおける新施設の建設計画の同意を得ました。

また、マンチェスターとキャンバーウェルにおける新施設の建設は、それぞれ2019年と2020年の夏に開始されます。

高配当の魅力

配当株投資家にとっては、Big Yellow Groupは魅力的な選択肢の一つと考えられます。

REITとして、Big Yellow Groupは分配金の形で少なくとも利益の10分の9を株主に分配することが規定されています。

そして、Big Yellow Groupの利益は少なくとも来年まで1桁台後半のペースで上昇すると予想されています。

アナリストは、今年1口当たり35.6ペンスの分配金を出すものと予想しており、また、来年は38.2ペンスの分配金を予想しています。


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元記事の筆者Royston Wildは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフールUKは、記事で言及されている株式を保有していません。

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