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【米国個別株動向】ディズニー、Huluの経営権を取得

モトリーフール米国本社、2019年5月14日投稿記事より

ウォルト・ディズニー(ティッカー:DIS)は14日火曜、コムキャスト(ティッカー:CMCSA)と広範な合意に達したことを発表し、動画配信サービス「Hulu」の完全な経営権を取得しました。

これにより、ディズニーはHuluという全米第3位のビデオストリーミング・サービスを手中にしました。

(訳注:なお、日本市場向けのHuluは日本テレビ放送網が2014年に買収しているので、今回の発表とは無関係です。)

【米国個別株動向】ディズニー、コンセンサス上回る好決算、テーマパークが寄与

合意の詳細

合意によれば、コムキャストは2024年1月以降にHulu株の33%の買い取りをディズニーに要請できます。

コムキャストの売却価格は、Huluのバリュエーション最低額の275億ドルか売却時のHuluの評価額に基づきます。

なお、今後の動向によってはコムキャストの持ち分が変化する可能性がありますが、ディズニーはコムキャストの持ち分が21%を下回ることは決してなく、そして株の買い取り総額も58億ドルを下回ることはないと保証しました。

これまで、ディズニーがフォックスのエンタテインメント部門買収によりフォックスのHuluの持ち分を吸収し、最近AT&TがHulu株9.5%を放出し、それをディズニーとコムキャストが吸収したため、ディズニーの持ち分は66%、コムキャストの持ち分(傘下のNBCユニバーサルを通じて)は33%になっていました。

ディズニーCEOのボブ・アイガーは、「これでHuluを当社のダイレクト・トゥ・コンシューマー(消費者にコンテンツ等を直接届ける)事業に完全に組み込むことができ、ディズニーのさまざまなブランドとコンテンツ制作能力をフル活用できる」と述べました。

これでディズニーのストリーミング戦略が加速します。

同社は既にスポーツ番組の配信をする「ESPN+」を運営しています。

そして、11月に米国でスタートする「ディズニー+」で映画からドラマに至るファミリー向けコンテンツを配信し、トレンド的なコンテンツをHuluで配信する予定です。さらに、割引で一部のストリーミングサービスの提供も検討しています。


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元記事の筆者Danny Venaは、ウォルト・ディズニー株を保有しており、そしてウォルト・ディズニー株のオプションを保有しています(2021年1月の85ドルのロング・コール)。モトリーフール社は、ウォルト・ディズニー株を保有しており、そして推奨しています。モトリーフール社は、コムキャスト株を推奨しています。

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