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日本国内のVR関連銘柄を5社紹介。市場規模や活用の場についても解説

VRやARはゲーム・エンターテイメントで用いられる機会が増え、使用したことがある方も多いのではないでしょうか。

VRはVirtual Realityの略称です。

ヘッドディスプレイやゴーグルなどを使って、実際には存在していないものを現実にあるかのように視覚・嗅覚・触覚・聴覚などを用いて表現しうることのできる技術です。

現在VRは、映像が主体となっており実際に写したものやCGで作成した映像を360度の範囲で映し出し、体験者が実際にその映像世界に入り込んだかのうような感覚を味わうことができます。

ゲームやエンターテイメントの業界で用いられていましたが、VRはかなり広い分野で活用できるため今後に期待が集まっています。

対してARは、Augmented Realityの略称です。

こちらは、現実世界にデジタルな情報を付け加え、電子機器を通して私たちが見ることができるようにする技術のこと。

スマートフォンゲームで人気を博した、「Pokémon GO」などもこのARの技術を使用しています。

VR関連ビジネスの市場規模

すでに身近なところで使用されつつあるVR/ARですが、市場規模はどのくらいなのでしょうか。

IT専門調査会社IDC japan株式会社は2018年12月に2022年までの世界AR/VR関連市場規模の予測を発表しました。

AR/VRのハードウェア・ソフトウェア・関連サービスを含めた世界の市場規模は、2018年の120.8億ドル、2019年203.8億ドル、2022年の2087億ドルに達すると予想しています。

そして、2017年から2022年までの市場平均成長率はなんと69.6%との見込みも。

この成長率でもVR/ARの可能性を感じますね。

VRはエンターテイメント以外にも多数の活用の場が期待できる

VR/ARの活躍の場はゲームやエンターテイメント業界だけではありません。

VR/ARが使用される場面などいくつかご紹介します。

まずは、危険が伴う作業や技術のシミュレーション訓練です。

有害物質を扱う製造業や高所で作業する建築現場では、一つの動作を間違えてしまったら大事故につながりかねません。

そこで、VR/ARを使ってリアルな作業現場を再現し、シミュレーションすることで事故発生を防ぐことができます。

また、飛行機を運転するパイロットの訓練にも使われています。

空を飛ぶ旅客機は、移り変わる天候を加味して操縦しなくてはなりません。

いつも同じ条件で飛ぶことはできないのです。

万が一空中で事故が起こり緊急着陸しなければならない、自動操縦が使えないなど実際には作り出せない状況もありますが、そんな時でも冷静に対応しなければなりません。

パイロットは、様々な条件でのシミュレーションを予め行っておく必要があります。

VR/ARを用いて訓練したい天候や状況を再現し、リアルな感覚で訓練を行うことができるのです。

さらに、指先にツールを取り付けてスイッチを入れる感覚を同時に感じることができるようになっています。

このような、リアルな感覚がパイロットの訓練に重要な要素になります。

そして、この技術は医療現場にも導入されつつあります。

侵襲的な医療行為を提供しなければならない医師は、今までの経験やカンに頼って治療を行わなければならない部分もありました。

また、新米医師はその「カン」を手術に同伴することでしか学ぶことができない状況でした。

VR/ARの登場でその技術をリアルな映像で何度も見て学ぶことができるようになっています。

また、手術現場にいるひとだけでなく遠隔地の人も見ることが可能になりました。

これにより医療職者の技術の向上を図ることができます。

この他にも、教育現場では歴史上の世界を再現しVRで実際にその場にいるような体験や、遠隔地からでも不動産の内見ができるなどその活用方法は様々。

使用するヘッドやソフトウェアの価格がまだ高い点は今後の課題ですが、開発が進めば幅広い層の人が使うことのできる技術になると予想できます。

スマートフォンのように1人1台の時代が来るかもしれません。

VR関連の銘柄

さて、今後幅広いシーンでの活躍が期待出来るVR/ARですが、注目されているのはその技術だけではありません。

伸びしろに期待が寄せられているだけに、VR/AR関連ビジネス銘柄も成長が見込まれています。

ここでは、注目していくべきVR/AR関連銘柄について説明します。

カヤック(3904)

カヤックは、ソーシャルゲーム・ゲームコミュニティ・ゲーム音楽・e-sports・ウエディング・葬儀・不動産などを手がけている企業です。

面白法人カヤックというだけあって、VRを使用した面白いコンテンツから、日産と研究開発を行いVRとARの技術を使用したドライビングシステムを2019年1月 CES2019にて発表しています。

また、岡山県のタグチ工業が行っているプロジェクト「GUZZILLA VR」の制作も手掛ていることでも有名です。

今後、どのようなVRコンテンツの制作に関わっていくのか期待が集まります。

CRI・ミドルウェア(3698)

音声・映像・ゲーム分野などのエンターテイメントを始め、ミドルウェア・家電組み込み分野・医療・自動車など多岐にわたる分野を手がけています。

ミドルウェアとは、基本的な制御を行うOSとアプリケーションの中間に位置する製品のことで、複雑な動作や処理をスムーズにしてくれるものです。

今まではゲームなどでよく見かけていましたが、VR/ARにおいても欠かすことのできない存在になっていくと予想できます。

シリコンスタジオ(3907)

シリコンスタジオは、ゲームエンジン・ミドルウェア・人材サービスの開発を手掛ける企業です。

2018年11月に発売されたNintendo Switchのゲームソフト「ポケットモンスターLet’s Go! ピカチュウ・Let’s Go!イーブイ」では、このシリコンスタジオの「YEBIS 3」が採用。

大手企業とチームを組むなど、その技術の高さに期待を寄せられているシリコンスタジオです。

ピクセラ(6731)

ピクセラは、パソコン関連・ホームAV・AVソフトウェア・IoT関連・自動多言語翻訳システムなどを手がけている企業です。

テレビやチューナー・ネットの回線が有名ですが、VRのライブストリーミングに対応しているアプリ「パノミル」や、VRライブプロダクションソフトウェア「Voysys VR」などVRの分野にも参入しています。

gumi(3903)

gumiは、ネイティブアプリサービス・ VRサービスを手がける企業です。

この企業は、オンラインゲームを始め国内・海外を視野に入れたVR事業を行っています。

公式ホームページにおいてもVR/ARへの方針を明記しており、市場の状況に合わせて投資を行いコンテンツの開発を主体的に取り組み、事業の収益化を目指しているとのこと。

VRのベンチャー企業への投資を行い世界に通用できるVR企業を育成すること、それと同時に自社のVRコンテンツの開発などを行い、日本のVR/AR業界を牽引している存在です。

まとめ

今回は、VR/AR関連ビジネスの市場規模・株についてお話ししてきました。

これから成長の伸びしろがあるVR/ARの技術です。

投資を考えている方は今のうちに情報を収集し、タイミングが来た時にすぐに行動ができるよう準備が必要ですよね。

今回の記事を是非参考にしてみてください。


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