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【米国個別株動向】インテル、低調な3年見通しで株価下落

モトリーフール米国本社、2019年5月9日投稿記事より

インテル(ティッカー:INTC)の株価が9日木曜に下落しました。

前日に開催された投資家向けミーティングで、同社が低調な3年見通しを発表したためです。

同社は、2021年まで、売上高と利益の成長減速および売上高総利益率の低下を予想しています。

株価は9日に一時8%まで下落しました。

今後3年の見通し

インテルは、今後3年間はPC関連事業が横ばいか低下で推移すると予想しています。

弱いPC需要とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に市場シェアを奪われている現状を考慮すると、驚くには当たりません。

データセンター事業は、1桁台後半の成長が予想されています。

全体としてインテルは、2021年まで売上高の1桁台前半の伸びを予想しています。

当面は次世代10nm(ナノメーター)製造プロセス確立のため、インテルの総利益率が圧迫される見込みです。

7nm製造プロセスがスタートする2021年に、総利益率低下の底打ちをインテルは予想しています。

1株当たり利益も今後3年は売上高と同様の伸びが予想され、フリーキャッシュフローはそれよりもやや大きな伸びとなりそうです。

先日、インテルは予想を下回る第1四半期決算を発表し、2019年の通年ガイダンスの下方修正を行ったばかりです。

楽観的な見通しの可能性

なお、インテルの3年見通しは、マクロ経済環境の安定推移を前提としています。

この見通しは、米中の貿易戦争の不透明な状況を考えるとやや楽観的過ぎる可能性があります。

インテルは、データセンター市場における在庫調整を乗り越えられるとみられますが、同市場ではAMDが長期的な脅威として台頭しつつあります。

AMDは次世代のサーバープロセッサーをまもなくリリースします。

AMDの市場シェアはまだ小さいものの伸びつつあり、インテルのシェアは引き続き低下すると予想されています。


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元記事の筆者Timothy Greenは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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