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【米国個別株動向】ウーバーのIPO、低調な滑り出し

モトリーフール米国本社、2019年5月10日投稿記事より

ライドシェアリング(配車サービス)最大手のウーバーテクノロジーズ(ティッカー:UBER、以下「ウーバー」)は10日金曜、ニューヨーク証券取引所に上場しましたが、初値は42ドルでIPO(新規株式公開)価格の45ドルを下回りました。

一時41.06ドルまで下げ、取引初日の終値は41.57ドルで、IPO価格を約8%下回りました。

公開後急騰したピンタレストやズーム・ビデオなどの最近の華々しいIPOとは対照的なスタートとなりました。

【米国個別株動向】フェイスブック上場以来最大のIPOとなるウーバーに注目

6週間前に上場した競合のリフト(ティッカー:LYFT)の株価が、IPO価格から20%以上も下げていたことから、ウーバーは保守的な公開を目指し、IPO価格も当初の予想レンジ44ドル~50ドルの下限の45ドルに設定していました。

今後の展望

注目されていたIPO後、市場の関心はウーバーの事業見通しに移ります。

同社は2018年に営業赤字30億ドルを計上しており、投資家はいつ黒字転換できるかを注視しています。

ウーバーの成長は最近になって減速してきており、2017年には106%だった前年比増収率は、2019年第1四半期には18%~20%に低下したようです。

最近の調査では、ライドシェアリング市場が当初の予想ほど大きくないのでは、との指摘もあります。

また、米国では、ウーバーはリフトに市場シェアを奪われつつあります。

Eコマース調査会社のエジソン・トレンドによれば、過去1年間に、ウーバーの市場シェアは68%から64%に低下しています。

ウーバーCEOのダラ・コスロシャヒは、IPO準備交渉の際、同社を「輸送のアマゾン」と説明していました。

IPOを済ませた今、コスロシャヒの役割は、ウーバーを着実な成長軌道に乗せ、アマゾンと同様の競争優位性を構築して大きな利益を上げることです。


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アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Jeremy Bowmanはアマゾン株を保有しています。モトリーフール社は、アマゾン株を保有しており、そして推奨しています。モトリーフール社は、ズーム・ビデオ・コミュニケーション株を保有しています。

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