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【米国個別株動向】ハワイアン航空、成長を求めて日本に照準

モトリーフール米国本社、2019年5月8日投稿記事より

2018年以降、ハワイアン・ホールディングス(ティッカー:HA、ハワイアン航空の親会社)は、米国本土―ハワイ間の市場での成長を目指してきました。

しかし、この市場はフライトが増えすぎて飽和状態となり競争が激化したことから、同社は成長を求めて日本に照準に移しつつあるとみられます。

ハワイアン航空、福岡に復帰へ

8日水曜、ハワイアン航空は、福岡―ホノルル間の直行便を11月にも再開すると発表しました。

日本政府の認可と福岡空港の発着枠が確保でき次第、就航する予定です。

ハワイアン航空は2012年4月に福岡―ホノルル線を就航しましたが、デルタ航空との競争、燃料価格の高騰、ドル高のため、2014年半ばに撤退しました。

しかし、デルタ航空が今週、福岡―ホノルル線から撤退することになり、また5年前に比べると燃料価格も低下し環境が変化していることから、福岡―ホノルル線の再開を決定したとみられます。

ハワイアン航空は、福岡―ホノルル線を週4往復で運航する計画です。

デルタ航空は採算が取れず撤退するとみられますが、ハワイアン航空は低コスト体質でかつホノルルから他のハワイの空港にスムーズな乗り継ぎができる強みがあります。

さらに、日本航空とのパートナーシップをマーケティングで活用できます。

羽田空港の発着枠拡大で競う

なお、今年初め、日米両政府が東京近郊の米空軍基地の新たな飛行経路で合意したことにより、羽田空港の発着枠が拡大され、2020年春から米航空会社に新たに12の国際線発着枠が追加されることになりました。ハワイアン航空も、増枠確保に動いています。

米航空会社、羽田空港の発着枠拡大で再び競う

ハワイアン航空は現在、羽田-ハワイ間往復で毎日2発着枠を持っていますが、3発着枠の追加を要請しています。

ハワイアン航空の日本市場を重視する計画は、ハワイ-米国本土間の主力市場の競争激化に対して同社に対応策があることを示唆しています。

なお、ハワイアン・ホールディングス株は現在、予想PER(株価収益率)7倍で取引されています。


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元記事の筆者Adam Levine-Weinbergは、デルタ航空株とハワイアン・ホールディングス株を保有し、アメリカン航空株のオプションを保有しています(2020年1月の20ドルのロング・コール)。モトリーフール社は、デルタ航空株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、ハワイアン・ホールディングス株を推奨しています。

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