The Motley Fool

【米国個別株動向】アクティビジョン・ブリザード、大幅な減収減益決算に

モトリーフール米国本社、2019年5月3日投稿記事より

ゲームソフト大手のアクティビジョン・ブリザード(ティッカー:ATVI)が2日木曜の夕方に発表した2019年第1四半期(1月~3月)決算は、予想通り大幅な減収減益になりました。

競合他社の人気ゲーム「フォートナイト」や「Apex Legends」にユーザーが流れたことが主因です。

決算発表を受けて、3日金曜に株価は一時約5%下落しました。

なお、経営陣は2019年通期では若干の好転を、2020年には本格的な回復を予想しています。

4月に注目すべき米国大型株3銘柄

第1四半期の概要

財務指標 2019年第1四半期 2018年第1四半期 前年同期比
売上高 18億3,000万ドル 19億7,000万ドル -7.1%
純利益 4億4,700万ドル 5億ドル -10.6%
希薄化後1株当たり利益 0.58ドル 0.65ドル -10.7%

出典:アクティビジョン・ブリザードの第1四半期決算報告

・アクティビジョン部門の月間アクティブユーザー数(MAU)は、2018年第4四半期の5,300万人から2019年第1四半期には4,100万人に減少しました。同様に、ブリザード部門のMAUは300万人減の3,200万人になりました。なお、「キャンディークラッシュ」で有名なキング部門のMAUは400万人増の2億7,200万人となりました。

・営業キャッシュフローは前年同期比14.9%減の4億5,000万ドル、フリーキャッシュフローは13.3%減の4億3,200万ドルでした。

・アクティビジョン・ブリザードの増収を牽引するほどではありませんが、Eスポーツ(ビデオゲームを使った対戦型のスポーツ競技)の動向が引き続き注目されます。「Call of Duty Eスポーツリーグ」が発表され、既に5チーム分の販売が完了しています。今後は、重要な部門になっていくとみられます。

経営陣は、今年後半には新ソフト投入で状況が若干好転すると予想しています。

アクティビジョン・ブリザードは、今年後半にはモバイル版「Call of Duty」を北米、南米、欧州でリリースする予定です。

キング部門では、「キャンディークラッシュ・フレンズサガ」が売上を押し上げると考えられます。

それでも、今年は新タイトルが少ないため、当面はさえない状況が続くとみられます。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、英国のEU離脱が差し迫る中、投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「ブレグジットの混乱を乗り越えて、よりよいポートフォリオを構築しよう:5ステップの投資ガイド」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

元記事の筆者Travis Hoiumは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、アクティビジョン・ブリザード株とテンセント・ホールディングス株を保有し、そして推奨しています。モトリーフール社は、エレクトロニック・アーツ株を推奨しています。

最新記事