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【米国個別株動向】AT&T決算で重要な3つのポイント

モトリーフール米国本社、2019年4月27日投稿記事より

通信大手AT&T(ティッカー:T)が24日水曜に発表した2019年第1四半期(1月~3月)決算は、売上高がアナリスト予想を下回り、一方1株当たり利益はほぼアナリスト予想通りでした。

これを受け株価は一時5%下落しました。AT&T株投資に関して、決算の電話会議で経営陣が示した3つの重要なポイントを紹介します。

1. 5Gの価格は利益へ貢献の可能性

これまでワイヤレス機器では通常、月間使用量に応じた一定の料金体系でしたが、CEOのランドール・スティーブンソンは、「今後5G(超高速のワイヤレスネットワーク)の需要は大きく、そして5Gの環境では通信速度に応じた価格設定ができます」と述べました。

つまり、顧客が高速の5Gに移行することで、1人当たり平均売上を押し上げることになり、ひいては全売上高および利益の成長につながるでしょう。

2. ワーナーメディア、第1四半期は堅調に推移

AT&Tは昨年、854億ドルもの巨費を投じてタイムワーナーを買収しました。

ワーナーメディア(タイムワーナーの買収後の名称)の第1四半期の業績は堅調で、売上は前年同期比3.3%増、営業利益は11.6%増でした。

スティーブンソンCEOは、「買収のシナジー効果は、今年だけでも7億ドルを予想しています」と述べました。

また、ワーナーメディアが、ストリーミングサービスで競争力を高めるために事業再編を進めていると言及しました。

この買収がAT&Tの資本の適切な使い方だったのかはまだ分かりませんが、今のところ買収は効果をあげつつあるようです。

3. 負債削減は順調

多くの投資家の関心は、AT&Tの負債削減の進展にあります。タイムワーナーの買収により、総負債額は1,800億ドルに達しています。

しかし、AT&Tは、配当支払い後のフリーキャッシュフロー等を負債削減に費やしています。

第1四半期末の時点で、負債額は1,690億ドルに減少しました。

経営陣は、年末までに1,500億ドル前後まで減らす見込みであると言及しました。


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元記事の筆者であるAshraf Eassaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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