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債券格付けとは?債券投資における重要指標について確認しよう

債券格付けは、経済を動かすとも言われている程に重要度が高いものであり、債券投資を行う上で是非理解しておきたい指標です。

とはいえ、

  • 債券の格付けとは?
  • 格付けの意味とは?

という疑問をお持ちの投資家の皆様も多いかと思います。

そこで、この記事ではそんな債券の格付けに対して疑問をお持ちの皆様のお悩みにお答えします。

具体的には、

  • 債券の格付けとは?
  • 格付けの意味
  • 格付けは格付け会社によって違うので注意が必要
  • 主な格付け会社
  • 債券に投資する際は格付けを意識しよう
  • まとめ

の順番に重要なポイントのみをご紹介いたします。

債券投資を行う上で非常に重要な知識となりますので、これを機会に理解を深めてみてください。

債券の格付けとは?

債券の格付けとは、債券を発行している国や企業が倒産するリスクを、専門の格付け会社が、そのリスクの度合いに応じて記号を付与するものです。

この格付けは、それによって経済が左右されると言われる程、重要な指標であり、発行市場や流通市場における債券の価格に大きな影響を与えます。

格付けの意味

格付けの対象となる債券には、国債、社債、地方債、特定の銀行や金庫が発行する金融債、あるいは金融証券化商品などがあります。

また、格付けの種類には、大きく分けて、1年以下の債券を対象とした短期債格付け、1年以上の債券に対する長期債格付け、個別の債券ではなく発行体自身を対象とした発行体格付け、国や政府機関を対象とするソブリン格付けの4つがあります。

そもそも債券に投資をする際の最大のリスクとは、債券の発行体が倒産し、債券価値がなくなってしまうことです。

ですから、こうしたリスクを避けるために、投資家は、格付けを通して投資先の発行体の選別を行なっていく必要があるのです。

格付けは、アルファベット、「+、−」「1、2、3」などの記号を組み合わせることによって表示されます。

例えば、R&I(格付投資情報センター)の発行体格付においては、AAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC、Dの9段階で表示されます。

ここではAAAが、信用力が高く、債務履行の可能性が最も高いとする最上位の債券格付けである一方、Dは、発行体のすべての金融機関が債務不履行に陥っている状態と判断されている、最下位の債券格付けであるといった具合に、段階別にランキングされています。

一般的に言えば、BBB以上の債券は、投資適格債券と呼ばれ、BB以下の債券は、投機的債券と呼ばれています。

ただ、格付けは、格付け会社が対象となる発行体の事業内容や将来性、財務内容などを通して、元利金の支払い能力を個別で述べているにすぎないため、絶対的なものではありませんので注意が必要です。

格付けは格付け会社によって違うので注意が必要

上記で述べた格付け記号は、格付け会社によって、異なる組み合わせで使われているので注意が必要です。

また、各付けには、格付け会社が起債予定者から、分析に必要な書類を受け取った上で格付けを依頼される依頼格付けと、公開されている情報を基に格付け会社が独自で行う勝手格付けの二種類がありますが、この二種類を区別の有無も会社によって異なります。

主な格付け会社

主な格付け会社には、国内系のR&I(格付投資情報センター)とJCR(日本格付研究所)の2社、海外系ではS&P(スタンダード・プアーズ)、ムーディーズ、フィッチの3社の合計5社があります。

R&Iは、日本経済新聞社内に設置された「公社債研究会」に端を発する機関です。

1998年に日本公社債研究所と日本インベスターズサービスが合併したことで、日本格付投資情報センターが誕生し、その後、2000年に格付投資情報センターへと社名変更がされました。

JCRは、世界における開発銀行5行の格付けを行っている機関であり、かつ、アメリカやヨーロッパにおいて正式に格付機関として認定・登録されている唯一の日系格付会社です。

S&Pは、ムーディーズと並ぶアメリカの2大格付会社です。

株式指数であるS&P500指数を発表している機関でもあります。

ムーディーズは、アメリカにおけるもう一つの2大格付機関です。

フィッチは、アメリカとイギリスの会社が合併してできた機関で、世界の格付機関では3番手に位置します。

これらの格付け会社は、債券市場において、債券の発行体の分析を投資家などの代わりに行い、その発光体の債務履行能力の確実性を記号を用いて表す第三者機関であり、いずれも民間企業の形態をとっています。

債券に投資する際は格付けを意識しよう

これまで述べてきたように、格付けは、債券投資をする上で、その債券の価値を指標を用いて客観的に示してくれる非常に便利なツールです。

債券投資をする際には、是非、投資対象の選択の目安として上手に活用していただきたいと思います。

まとめ

今回の記事では、債券の格付けについて、基本的な部分の解説を行ってきました。

債券の格付けの意味や種類について、一見簡単に理解することができそうなのですが、間違った解釈をしてしまっているところかと思います。

実際に債券投資を行ったことがない方には、あまり馴染みのない分野かと思われますが、今後債券投資を行う際にはもちろん、経済を理解する上でも、非常に重要な知識になりますので、今回を機会に是非理解を深めて頂ければと思います。


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