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2019年に注目される米国の太陽光発電銘柄

モトリーフール米国本社、2019年4月21日投稿記事より

数年にわたる厳しい事業環境の後、2019年に入り太陽光発電銘柄が大いに注目されています。

記事執筆時点で、ファースト・ソーラー(ティッカー:FSLR)、サンパワー(ティッカー:SPWR)、サンラン(ティッカー:RUN)、ビビント・ソーラー(ティッカー:VSLR)の株価は年初来で全て40%以上上昇しています。

中国の太陽光発電製品メーカーのジンコソーラーの株価は倍になっています。

2019年は太陽光発電拡大の年に

エネルギー問題の研究機関ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスによれば、米国の太陽光発電の設置容量は、2018年の109ギガワットから2019年には125~141ギワワットに拡大すると予想されています。

2019年の予想容量は、米国の2,310万世帯の電力に匹敵します。

中国は、引き続き世界の太陽光発電市場のトッププレーヤーですが、エネルギー調査会社のウッドマッケンジーによれば、中国の世界市場シェアは、2017年の約55%から2023年までには19%に低下するとみられます。

技術進歩により太陽光発電はより低コストなものになっており、サウジアラビア、インド、チリ、アフリカの一部諸国で次世代発電として太陽光発電の導入が進んでいます。

太陽光発電装置メーカーに光明

ファースト・ソーラー、サンパワー、ジンコソーラーなどの太陽光発電装置メーカーにとって、需要拡大は増益に直結します。

価格圧力が弱まり、少数のメーカーがスケールメリットを活かして利益を拡大させるでしょう。

企業の差別化戦略がさらに重要になってきており、特に企業は発電効率を改善させています。

ファースト・ソーラーは、低コストかつ高発電効率のパネルにグレードアップしています。

サンパワーは、電力の変換効率が22.8%も改善するパネルを増産しています。

住宅用太陽光発電システムも再び拡大

州政府の後押しもあり、住宅用太陽光発電システムの設置が拡大しており、特にフロリダ、テキサス、ネバダで増えています。

2018年第3四半期の同システムの追加発電容量は520メガワットで、同第4四半期には640メガワットに増えています。

なお、テスラ(ティッカー:TSLA)によるソーラーシティの買収後、ソーラーシティの市場シェアが急落しており、間隙を縫ってサンラン、サンパワー、ビビントソーラーがシェアを拡大させています。

今後の明るい見通し

2019年に新規設置容量が過去最高となり、企業が差別化を図ることができれば、太陽光発電銘柄は上昇を続けると思われます。

もちろん、太陽光発電への補助金の大幅削減などのリスクは常にありますが、世界的な電力政策トレンドは太陽光発電への追い風となっており、過去数年間とは状況が一変しています。

こういったトレンドは、太陽光発電銘柄を下支えするとみられます。


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元記事の筆者Travis Hoiumは、ファースト・ソーラー株とサンパワー株を保有しています。モトリーフール社は、テスラ株を保有しており、そして推奨しています。モトリーフール社はファースト・ソーラー株を推奨しています。

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