MENU

【米国個別株動向】ズーム、上場初日に株価急騰

モトリーフール米国本社、2019年4月18日投稿記事より

ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ティッカー:ZM、以下「ズーム」)は18日木曜にナスダックに上場し、株価は急騰しました。

前日17日に決定されたIPO(新規株式公開)価格36ドルに対して一時80%急上昇し、18日の取引を72%増の62ドルで終えました。

注目されていた上場により、ズームの時価総額は162億ドルに達しました。

「完璧」な成長ストーリー

ズームは、通常のIPOとは違います。売上高は成長しているどころか、急伸しています。

2017年度(2017年1月期)の売上高は6,080万ドルで、2018年度(2018年1月期)には前年比149%増の1億5,150万ドルになり、さらに2019年度(2019年1月期)は118%増の3億3,050万ドルに達しています。

さらに、ズームのビジネスモデルには規模の優位性が見られます。

2019年度の総利益は前年比123%増となり、売上高の伸びを上回っています。

なお損益は、2018年度には380万ドルの赤字でしたが、2019年度には750万ドルの黒字に転換しています。

一部の投資家は、ズームの顧客が競合に流れてしまうのではと懸念しています。

しかし顧客ベースが着実に拡大しています。

2019年1月終了の12ヵ月間利用の純増額は140%増で、2018年10月終了の同純増額の139%増、2018年7月終了の同純増額の138%増より増えています。

ズームでは、顧客ベースの拡大はさらに続くと考えています。

「2019年度では、フォーチュン500企業の50%以上が利用していますが、10万ドル以上の売上高の企業では4%しか利用されていません。

多くの大企業で当社のサービスが使われており、さらに中堅企業にサービス拡大の大きな余地があります」とコメントしています。

高いバリュエーション

投資家は、ズームのかなり高いバリュエーションを認識しなければなりません。

162億ドルの時価総額により、株価は昨年の売上高の約49倍になっています。

市場の大きな期待に応えるため、ズームは、今後数年間は相当速いペースで売上高と1株当たり利益を拡大していく必要があります。

このバリュエーションでは、ズーム株購入をためらう投資家がいると思います。

しかし、急成長するズームの動向を注視する必要はあるでしょう。

(元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール社も、記事で言及されている株式を保有していません。)


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて無料で「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

また、英国のEU離脱が差し迫る中、投資家として知っておくべき情報も無料で配信しております。「ブレグジットの混乱を乗り越えて、よりよいポートフォリオを構築しよう:5ステップの投資ガイド」こちらからご覧ください。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

最新記事