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ETFとインデックスファンドの違いとは?メリット・デメリットも解説

分散投資がしやすいETFとインデックスファンドは、投資家たちの注目度が高いです。

しかし、ETFとインデックスファンドはきちんとした違いが分かりづらく、解説者によっては混同して解説されている場合があります。

そこで今回は、ETFとインデックスファンドの大きな違いを中心に、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

この記事を読めば、投資に関する知識が手に入るはずです。

ETFとインデックスファンドの共通部分

ETFとインデックスファンドの違いを説明する前に、この2つの投資方法がどういう物なのかを簡単に説明します。

ETFとインデックスファンドは、どちらも投資信託です。

取引所全体や特定のルールでピックアップした株式の株価の動きを表す株価指数に連動するように、専門家が売買しています。

日本だとTOPIXや日経平均などが有名ですが、これらの株価指数と同じようにチャートが動く投資信託と覚えておきましょう。

大きな観点から言えば、ETFは株価指数に連動するように組み立てられた投資信託のため、インデックスファンドの1つに含まれます。

ですが、ETFとインデックスファンドには大きな違いがあります。

ETFとインデックスファンドの違い

ETFとインデックスファンドの大きな違いは、売買方法にあります。

インデックスファンドの場合、購入は証券会社から投資商品を販売し、時期を見て売却する事で利益を得ます。

しかし、ETFは証券会社を通じて第三者の投資家から購入し、売る時も証券会社を通じて第三者の投資家に売却します。

つまり、普通の株式を購入するとの同じ感覚で売買ができます。

他にも幾つかの点でETFとインデックスファンドは違います。

主な違いをまとめましたのでご覧ください

売買単位

ETFの売買単位は株式と同じで取引価格となります。

購入する時の価格と購入する数を自分の意志で決定でき、購入金額が変化します。

インデックスファンドは販売会社によって最低購入単位が違います。

1口から購入できるのもあれば、100口から購入する物もあります。

商品によって基準価格に違いはありますが、1万円~2万円ほどです。

販売手数料

ETFもインデックスファンドも、販売手数料は証券会社やファンドによって違います。

ETFの場合は0.1%前後が多く、インデックスファンドの場合は0.4%~無料が一般的となっています。

信託報酬

ETFもインデックスファンドも、投資信託になりますから信託報酬が年率で発生します。

普通の投資信託と比べればどちらも安いです。

インデックスファンドだと0.4%~0.16%となっており、ETFは0.1%の物が多いです。

購入できる時間帯

ETFは普通の株式と同じように購入できるため、証券取引所が開いている平日の9時~15時までなら何度でも売買が可能になります。

インデックスファンドの場合は、売買が1日1回となっており、注文した時点ではいくらで購入したのかが分かりません。

ETFとインデックスファンド共通のメリット・デメリット

売買方式が違いますが、ETFとインデックスファンドは基本的な部分が同じ投資信託になります。

そのため、メリット・デメリットも共通している部分が多いです。

ETFとインデックスファンド共通のメリット

ETFとインデックスファンドのメリットは、企業を1つずつ調べる手間が省ける事です。

東証一部に上場している企業だけでも1700以上ありますが、どれが値上がりしそうなのか調べるとなると、多くの情報を処理する時間が必要になります。

仕事や家事で忙しい人にとって、投資の勉強をする時間を確保するのが一番のハードルと言われています。

ETFやインデックスファンドは株価指数に連動する投資信託ですから、チェックするべきなのは株価指数だけになるため勉強する手間や時間がぐっと減ります。

また、ETFやインデックスファンドは分散投資のメジャーな手法と言われています。

1つの企業に投資すると、その企業が急上昇すれば利益を多く得ます。

しかし、その企業が暴落すれば投資した資金は目減りしてしまい、大きな損失を生むかもしれません。

そうならないためにも、投資家たちは資産を複数に分けて投資をします。

ETFやインデックスファンドなら1つ購入すると、多くの株式を購入するとの同じで、どこかが急落しても他の株式が支えてくれるため、資産が一気に減るような危険性を減らせる投資方法になります。

ETFとインデックスファンド共通のデメリット

ETFとインデックスファンドのデメリットは、コストが掛かる事です。

信託報酬や売買手数料などが発生するため、売るタイミングを間違えれば利益よりもコストの方が上回ってしまい、損失を生むかもしれません。

ETFのメリット・デメリット

ここからはETFだけのメリット・デメリットについて解説します。

ETFのメリット

ETFのメリットは、株式と同じように購入できるため、成行注文や指値注文が可能です。

また、信用取引口座を作成すれば、信用取引も可能になるため下げ相場でも利益を出す事が出来ます。

ETFのデメリット

ETFは証券取引所に上場しているため、上場条件を満たさなくなると上場廃止になってしまいます。

上場廃止になったからといって、すぐに売買ができなくなるわけではありません。

整理銘柄に指定され、1か月後に売買が不可となります。

とはいえ、整理銘柄に指定された時点で売り注文が殺到すれば一気に価格が暴落し、タイミングによっては売れずに保持したまま売買停止になる可能性は考えられます。

インデックスファンドのメリット・デメリット

ここからはインデックスファンドのメリット・デメリットになります。

インデックスファンドのメリット

インデックスファンドは取引所では無く証券会社で行われるため、ETFのように上場廃止による暴落のリスクはありません。

仮に、証券会社が倒産しても資産をある程度回収できます。

元本保証されている訳ではありませんが、ETFよりも資産が多く戻ってくる可能性は高いです。

またETFよりも分配金を受け取りやすいです。

ETFもインデックスファンドも投資信託のため、分配金が発生しますが、短期で売買を繰り返すETFだと分配金を受け取る時に保有していない可能性が高いです。

ただし、ETFもインデックスファンドも、全ての商品で分配金を受け取れるとは限りません。

むしろ、多くの商品が分配金を原資にして投資をしているため、分配金が無い商品の方が多いです。

インデックスファンドのデメリット

インデックスファンドは長期運用を見据えた投資方法のため、短期で利益を出すのは難しいです。

また、ETFとは違い信用取引が出来ないため、利益を出すには購入した時よりも基準価格が上回っている時に売却しないといけません。

相場が下がっている時は利益を出すのが難しいです。

まとめ

以上がETFとインデックスファンドの違いになります。

どちらも、株価指数に連動した投信運用方法になりますが、ETFの方は株式と同じように売買ができる。

インデックスファンドは投資信託よりも低コストで始められる、と覚えておきましょう。この記事を読んで、投資の知識が深まれば幸いです。


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