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イールドカーブとは?金利の将来予想図について解説

イールドカーブは、市場における金利水準や債券の残存期間に対する利回りの傾向を表すものであり、債券投資をする上で、是非理解して頂きたい仕組みの一つです。

とはいえ、

  • イールドカーブとは?
  • イールドカーブの見方は?

という疑問をお持ちの投資家の皆様も多いかと思います。

そこで、この記事ではそんなイールドカーブに対して疑問をお持ちの皆様のお悩みにお答えします。

具体的には、

  • イールドカーブとは?
  • イールドカーブの見方
  • イールドカーブのフラット化
  • イールドカーブスティーブ化
  • 長期投資をする際にはイールドカーブを確認するのも選択肢の一つ
  • まとめ

の順番に重要なポイントのみをご紹介いたします。

債券投資を行う上で非常に重要な知識になりますので、これを機会に理解を深めてみてください。

イールドカーブとは?

イールドカーブとは、債券の最終利回りと残存年数の関係を表す曲線のことで、イールド(yield)は、英語で利回りを意味します。

債券市場には、利回りや残存期間、格付けの異なる様々な債券が存在していますが、この債券市場全体を把握する方法としてイールドカーブが用いられます。

というのも、イールドカーブは、ある時点における利回りと残存期間との関係である金利の期間構造を表すものですので、それぞれの債券が債券市場において、どのような金利構造を形成しているのか把握することができるのです。

一般的には、国債を対象として、国債の短期金利と長期金利の関係を分析する際に利用されることが多く、また、将来の景気動向や金融政策を議論する際にも、よく登場する指標です。

イールドカーブの見方

イールドカーブは、グラフ上の横軸に残存期間を、縦軸に最終利回りを取った上で、個々の債券をその残存期間と最終利回りに応じてプロットし、それらを結ぶことで作られます。

イールドカーブの形状には、主に順イールドカーブと逆イールドカーブの二種類があります。

順イールドカーブは、右上がりの曲線です。

通常、利回りを表す曲線は、債券の残存期間が伸びれば伸びるほど右肩上がりの形をとるようになります。

何故なら、債券は、期間が長くなればなるほど、将来のデフォルトの危険性が高まり、その分、その「危険性に対する保険料」という形で金利を上乗せすると考えられるからです。

これは、一般的に言えば、将来の金利が上昇すると考えられている状況の下で登場する曲線であり、景気が今後、上昇するサインとしてみられています。

一方で、逆イールドカーブは、右下がりの曲線です。

これは、短期金利が長期金利を上回っている状態を表した曲線となります。一般的に言えば、将来の金利が下落すると考えられている状況を表す曲線であり、景気後退のサインとして考えられています。

イールドカーブのフラット化

市場において、将来の金利が下落する見通しが出てくると、残存期間の長い長期の債券が最初に買われ、それにより、イールドカーブの傾斜が小さくなることがあります。

このようにイールドカーブの傾きが緩やかになる現象を、イールドカーブのフラット化と言います。

この状態は、将来的に金利が下落すると考えられているわけですから、景気が後退する状態の時に現れるものであると考えられています。

イールドカーブのスティープ化

市場において、将来の金利が上昇する見通しが出てくると、残存期間の長い長期の債券が最初に売られ、それによってイールドカーブの傾斜が急になることがあります。

これをイールドカーブのスティープ化と言います。

一般的に、将来の金利が上昇していくと考えられていることから、イールドカーブのスティープ化は、景気が上向く状態の時に出てくるものであるとされています。

長期投資をする際にはイールドカーブを確認するのも選択肢の一つ

これまで述べてきたように、イールドカーブは、利回りと残存期間の関係を表したものであり、それを通して、市場における金利水準や債券の利回りの傾向を知ることが出来ますので、債券投資をする上では是非確認すべきものであると言えます。

特に、イールドカーブの傾きが緩やかなのか急なのかを知ることで、長期の債券が買いなのか売りなのかの参考にもなると思いますので、長期の債券投資をお考えの際には、イールドカーブを上手に活用する術を身につけて頂きたいと思います。

まとめ

今回の記事では、債券投資をする上で是非理解して頂きたいイールドカーブについての解説を行なってきました。

イールドカーブの意味や見方など、一見簡単に理解することが出来そうなのですが、間違った解釈をしてしまったり、曖昧な部分が多くなるところかと思います。

実際に、債券投資を行ったことがない場合には、理解することが難しくなると思いますが、イールドカーブの意味や見方は、債券投資のみならず、景気動向を分析したりや金融政策を理解する際にも大いに役に立つ知識かと思いますので、今回を機会に是非理解を深めて頂ければと思います。


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