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ソーシャルレンディングの5つのリスクとは?失敗を避ける方法も解説

ソーシャルレンディングは1万円程度の少額から始めることができ、3~10%前後の高利回りが期待できます。

ただし、ソーシャルレンディングは金融商品なので元本保証ではありません。

投資には必ずリスクを伴います。

ソーシャルレンディングのリスクをきちんと把握した上で投資を行うようにして下さい。

それでは、具体的なリスクを見ていきましょう。

ソーシャルレンディングのリスク

元本は保証されていない

ソーシャルレンディングは元本保証ではありません。

ソーシャルレンディングのことを融資型クラウドファンディングといいますが、投資家は融資ではなく投資しているので、貸し倒れのリスクがあります。

貸し倒れとは、借り手企業の業績不振や倒産などで、ファンドが募集した金額を返済(償還)できないことです。

これまで、きちんとしたソーシャルレンディング事業者では利回りを確定させてきた実績がありますが、100%成功すると保証されているわけではありません。

成功率が100%でないということは、投資金の一部または全部が返ってこない可能性もあるのです。

これは、株式投資などと同じです。

リスクを分散させるためには、投資対象を複数にわけることや、信頼のある事業者を見極めて投資することが大切です。

ソーシャルレンディング業者の信頼性

ソーシャルレンディングは登場してから歴史が浅く、発展途上の金融商品です。

事業者の中には中小企業も少なくなく、財務基盤が必ずしも盤石とはいえません。

ソーシャルレンディングでは投資案件先が倒産した場合のリスクがありますが、ソーシャルレンディング事業者が倒産した場合も元本が返ってこないリスクがあるのです。

大手で信頼できるソーシャルレンディング事業者を除いて、大きな資金を預けることはリスクが高いと認識しておくようにしましょう。

資金を集中させないよう、投資案件だけでなく、ソーシャルレンディング事業者の分散が必要です。

投資先の詳細な情報がわからない

ソーシャルレンディングは、金融商品取引法と貸金業法という2つの法律にまたがったビジネスです。

貸金業法では、借り手企業名をはじめとした詳細な情報を開示できないというルールがあります。

貸付先は、不動産運営をおこなっているなど大まかな説明はあるものの、詳しくわかりません。

高利回りが魅力のソーシャルレンディングですが、中には、銀行や他の方法で資金調達できなかった企業もあります。

担保や保証はあるのか、ソーシャルレンディング事業者の投資先への見極めは確かなのかということを確認するようにしましょう。

満期まで途中解約できない

ソーシャルレンディングは応募して成立すると、原則として途中解約はできません。

また、ファンドに申し込みをしてから実際に運用が開始されるまでタイムラグがあります。

募集終了から運用開始まで2週間程度かかることもあり、その間の利息はつきません。

途中でお金が必要になっても解約できないので、満期まで必要になる可能性の低い余裕資金で運用を行うようにしましょう。

早期償還がある

事業がうまくいった場合は、満期よりも早く償還される早期償還があります。

早期償還されることで、貸し付けていた元本が早く帰ってきますが、その分配当収益が減ります。

想定していた利息を手にすることができなくなるのです。

例えば、1年で10%といい条件の案件でも、半年で早期償還されると、半分の5%しか利息がもらえないのです。

他の案件に再投資するにも手間がかかります。

事業者にとっては、事業がうまくいったので早く返済して利息を少なくしたいという思惑があるので、投資家の意思に関わらず早期償還になることがあるのです。

ソーシャルレンディングのリスクを軽減させる方法

それでは、ソーシャルレンディングのリスクを管理するために、どのようにすればいいのかを解説します。

貸付先を複数に分散する

株式投資などと同じように、ソーシャルレンディングでも投資対象を複数に分けることが大切です。

まず、チェックしたいのが、ソーシャルレンディング事業者自体の情報を確認することです。

財務内容や実績に加え、代表者の経歴や会社の方針など基本情報を確認しましょう。

また、親会社や出資している企業なども確認します。

このような最低限の情報が公開されていない企業は要注意です。

また、出資先も匿名という制約はあるものの、開示できる範囲内でできるだけ詳細な情報を提供してくれている事業者なら安心感があります。

そうした情報を調べたうえで、複数の事業者や案件に分散投資しておけば、1つの案件で返済遅延などが起きてもリスクを軽減させることができます。

担保や保証がついている案件に投資する

ソーシャルレンディングの投資案件の中には、「担保や保証」がついているものがあります。

万が一返済の遅延などが起きても、担保を売却することで資金を回収することができます。

ただ、担保の価値が下がって全額が返済されない可能性があります。

特に、不動産は価値が変動するので、内容や市場環境を確認しておくことができます。

貸し付けに対する担保の割合である担保率が100%を上回るのが理想ですが、抵当権も確認しておくことが必要です。

抵当権の順位が低いと、返済遅延の時に担保相当額の回収が難しくなる可能性があるからです。

担保率が低い場合は抵当権の順位が高いファンドを選び、抵当権が低い場合は担保率が高いファンドを選ぶとリスクを低くすることができます。

また、案件によっては企業の代表が連帯保証をしている場合があります。

何らかの保証をつけているということは、投資家を重視しているということなので、リスク管理の面から案件を選ぶ参考になります。

余裕資金で投資する

ソーシャルレンディングは元本保証ではなく、予定通りに償還されないリスクがあります。

一度成立すると満期まで資金を回収することもできません。

生活費や教育資金など必要なお金や、時期が決まっているお金ではなく、余剰資金でソーシャルレンディングに投資するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高い利回りが狙えるソーシャルレンディングですが、リスクをきちんと把握する必要があります。

ただ、ソーシャルレンディング事業者や投資先を見極めることが第一ですが、完全にリスクを排除できるわけではありません。

そこで、

  1. 案件を分散させる
  2. 余裕資金で運用する

ということをきちんと守り、大切な資金を守りながらソーシャルレンディング投資を行っていいただければと思います。


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