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【米国個別株動向】ウェルズ・ファーゴ、第1四半期決算は堅調

モトリーフール米国本社、2019年4月12日投稿記事より

ウェルズ・ファーゴ(ティッカー:WFC)が12日に発表した2019年第1四半期(1月~3月)決算は、総収入と純利益はアナリスト予想を上回るものでした。

総収入は216億1,000万ドルで、アナリスト予想をおよそ6億ドルも上回り、ポジティブサプライズとなりました。

1株当たり利益は、アナリスト予想の1.09ドルに対して1.20ドルでした。

年率換算ではPER(株価収益率)はわずか10倍で、歴史的に見ても極めて割安となっています。

第1四半期決算の詳細

・個人向けローンはアナリスト予想を若干下回りましたが、預金残高の減少はアナリスト予想ほどではありませんでした。これは、当初懸念されていた不正営業等のスキャンダルの影響がそれほどではなかった可能性があります。

・総資産利益率(ROA)は1.26%、自己資本利益率(ROE)は12.71%と業界平均を上回っており、同行の長期平均に沿ったものです。

・純貸倒償却額および延滞ローンは共に第1四半期に減少し、引き続き資産の質の高さを示しています。

・純利ざやは、市場金利上昇を受け、前年同期比で7ベーシスポイント上昇しました。

・配当と自社株買いに60億ドルを投じ、うち約40億ドルが自社株買いに使われています。株価下落に呼応して積極的に自社株買いを進めた結果、ウェルズ・ファーゴの株数は7%減少しました。

堅調な業績見通しに期待

CEOティム・スローンの辞任発表と併せて、第1四半期の堅調な決算は、投資家にとって朗報です。

市場平均を上回るROAおよびROEの継続が予想され、資産の質の高さも維持されるとみられます。

また、スキャンダルの影響は引き続き限定的と考えられます。

次期CEOがFRB(連邦準備制度理事会)に働きかけて資産拡大制限が解除されれば、ウェルズ・ファーゴは成長戦略を再開できるとみられます。


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