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株価が10倍になる可能性もある!?低位株の魅力をお伝えします

投資家の皆さんの中には低位株の株価が10倍になるいわゆる、テンバガーを探している方もいらっしゃるかと思います。

株式投資を行う方であれば誰でもそのような銘柄を探り当てることは目標の1つではないでしょうか?

しかしそれらの銘柄は株価が10倍になることもあれば、逆に10分の1になることもあるのです。

またそのような低位株は簡単に見つけることができず、探しあてることも難しいのが現状です。

そこで今回の記事は、

  • 低位株とは
  • 低位株投資のメリット
  • 低位株投資のデメリット
  • 低位株の探し方

これらを中心に解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、低位株の魅力を知るためにメリット、デメリットをしっかりと理解し、探し方までを知ることができます。

ぜひ最後までご覧ください。

低位株とは

低位株とは株価水準が低い銘柄を指します。

低位株について明確な定義はなく、一般的に株価が500円程度を下回るとそう呼ばれることが多いです。

参考:SMBC日興証券

ちなみに株価が100円を下回ると、超低位株、ボロ株と呼ばれることもあります。

低位株になってしまった理由は様々ですが、業績不振に陥ったりライバルが多く投資対象が分散してしまうことで、そうなる場合もあります。

たとえば、最近では海運業や繊維業などが業績不振、成長に対する不信感などから低位株となることがあります。

また、銀行などはメガバンクから地方銀行などとてもライバルが多いため、低位株になることが多いです。

このように低位株になる理由は様々ですが、低位株であるからこそのメリットも多くあるのです。

以下で低位株のメリット、デメリットについて解説していきます。

低位株のメリット

低位株のメリットは以下の通りです。

  • 比較的少ない投資資金でも投資が可能
  • 短期間でも何倍も株価が上がる可能性がある

比較的少ない投資資金でも投資が可能

前述させて頂きましたが、低位株とは一般的に株価が500円以下の銘柄を指します。

多くの銘柄の売買単位が100株ですので、

500円×100株=50,000

このように少ない投資資金から投資が可能な事と、5万円と資金が少額で済むため投資資金に余裕がある人は、株数を増やすことも可能なのです。

株数を増やす事ができれば、配当金や株主優待も100株保有の場合よりも多くもらうことが可能です。

短期間でも何倍も株価が上がる可能性がある

こちらも前述させて頂きましたが、低位株は業績不信や成長に対する不信感から株価が低い水準に陥っていることが多いです。

そのため、対象の企業が何らかの戦略や新商品、業務提携など成長が期待できるような材料があれば株価が大幅に伸びることが期待できます。

たとえば、ペッパーフードサービスという会社があります。

この会社は不祥事や業績不振の影響で、2007年から2010年まで4期連続で赤字に転落していました。

ところがその後、「いきなり!ステーキ」の大ヒットで株価はなんと約10年間で46倍にも伸びています。

参考:ダイヤモンドZAI

低位株のデメリット

低位株のデメリットは以下の通りです。

  • 財務状況に不安があり、倒産の可能性がある。
  • 仕手株の対象となる

財務状況に不安があり、倒産の可能性がある

まずは低位株となってしまった原因をしっかり把握する必要があります。

低位株やボロ株と言われる銘柄は、業績不振や業界の衰退からそうなることが予想されます。

最悪の場合、倒産で上場廃止となり株式が紙くずとなってしまう可能性があります。

仕手株の対象となる

仕手株とは、誰かが多額の資金を使って株価を大きく動かし、投資家を引き寄せる銘柄がです。

低位株はこの仕手株の対象となる可能性が高いです。

狙いを定めていた銘柄が特に理由もなく上がり始めたのを見て銘柄を購入し、その後急落してしまい損失を被る可能性があるのです。

この仕手株の対象とならないように注意する必要があります。

そのためには、株価が急な動きを見せた際になぜそのような動きを見せたのかを考える必要があります。

特に理由もなく動きを見せたのなら、仕手筋が仕掛けた可能性があります。

仕手株の仕組みを理解し、仕手株を味方につけよう。

テンバガー(10倍株)は低位株から生まれることも

これまでの傾向として、低位株の方がテンバガーが生まれる可能性が高いと言えます。

それは前述したペッパーフードサービスがいい例で、長らく低迷していた銘柄が新たなサービスを打ち出した際など、企業が新たな動きを見せた時が大きなチャンスです。

投資の格言に人の行く裏に花の山という言葉があります。

つまり、市場で話題になって売買も活発に行われている銘柄よりも、地味で動きも特にない銘柄を狙うと大きく化ける可能性がある、ということです。

低位株はまさにこの格言が当てはまります。

そもそも市場で話題になって売買も活発に行われている銘柄は、市場からは評価済みで、株価に織り込まれている可能性が高いです。

そのような銘柄がテンバガーになる可能性は低いと言えるでしょう。

低位株の探し方

それではどのようにしてテンバガーを見つけるかですが、ある程度条件を絞り込むことが可能であれば、証券会社のHPのスクリーニング機能を使い絞り込むことが可能です。

上場企業が東証だけでも3,000社以上もあることから、膨大な数の企業を1つ1つ調べるとなるととても時間がかかります。

この時間を大幅に削減してくれるのが、スクリーニング機能です。

ただし、このスクリーニング機能を使うには絞り込むための条件などを自分で設定する必要があります。

そのような基礎知識は勉強しておく必要があります。

それでは、具体的にどのように絞り込みをするかというと、

  • PER12倍以下
  • PBR1倍以下
  • 自己資本比率30%以上

上記3つは必須条件と言えるでしょう。

それぞれの理由について見ていきます。

PER12倍以下

PERは株価収益率と言われ、日経平均株価が12倍前後ということを踏まえると、それ以下は割安な水準と言えるでしょう。

PER12倍というのは言い換えれば、12年で元が取れると言えます。

つまり、PERが低ければ低いほど元を取れるまでの時間がかからないと言えます。

PBR1倍以下

PBRは株価純資産倍率と言われ、一般的に1倍以下が割安な水準と言えます。

万が一企業が倒産してもPBRが1倍以下であれば、株主にはプラスで分配金が戻るため、倒産に対するリスクを踏まえると、1倍以下が理想といえるでしょう。

自己資本比率30%以上

自己資本比率は、企業の財務安全性を知るための指標です。

この指標は企業の総資本(資本+借入れ)に対し、自己資本(返済不要)がどれくらいの割合を占めているかを表します。

こちらもPBR同様、倒産リスクを踏まえた指標となります。

一般的に30%以上が健全な水準といえるでしょう。

安定した企業を見極める「自己資本比率」とは?ROEとの関係も詳しく解説

まとめ

低位株の魅力についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事のポイントは、

  • 低位株とは一般的に株価が500円以下の銘柄を指す。
  • 低位株から株価が10倍(テンバガー)になる可能性が高い。
  • 低位株は倒産のリスクがあるため、銘柄選択は慎重に行う必要がある。

でした。

低位株は何等かの理由によって、割安で放置されています。

それが倒産につながる可能性もあるため、銘柄選択は慎重に行う必要があるでしょう。

しかし、割安で放置されているからこそ、大きく伸びる可能性も秘めています。

チャンスはいつ来るかわかりませんが、そのような低位株に絞って株式投資をすることも1つの楽しみなのかもしれません。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。


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