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【米国個別株動向】リーバイ・ストラウス、上場後に堅調な四半期決算

モトリーフール米国本社、2019年4月9日投稿記事より

3月の上場したジーンズ大手のリーバイ・ストラウス(ティッカー:LEVI、以下「リーバイス」)は、2019年度第1四半期(2018年12月~2019年2月)決算を発表しました。

2018年度(2018年11月期)の堅調な決算に続き、好業績となりました。

為替中立ベースでは、第1四半期の売上高は前年同期比11%増、調整後営業利益は21%増でした。

創業165年のリーバイスは、主力の男性用ボトムス以外の製品売上の急増で、2018年に売上高および営業利益が2桁増となりました。

なお、2019年度通年の会社ガイダンスはやや弱いものでしたが、それでも増収増益を見込んでいます。

堅調な第1四半期

リーバイスの売上高の約半分がヨーロッパとアジア関連のため、為替変動により下記の報告ベースの第1四半期売上高の成長率は、為替中立ベースよりも低下しています。

財務指標 2019年度第1四半期(2018年12月~2019年2月) 2018年度第1四半期(2017年12月~2018年2月) 前年同期比
売上高 14億4,000万ドル 13億4,000万ドル 7%
調整後営業利益 2億600万ドル 1億8,000万ドル 14%
調整後純利益 1億5,100万ドル 8,300万ドル 81%

出典:リーバイ・ストラウス

リーバイスの売上高の増加は、卸売部門と小売部門の両方によって牽引されました。

卸売売上は前年同期比5%増の8億6,930万ドル、小売売上は9.6%増の5億6,510万ドルでした。

小売売上には、自社店舗、第三者の小売店舗内にある自社運営の販売店、および会社運営のeコマースサイトでの売上が含まれます。

リーバイスの売上高は、3地域全てにおいて伸びました。

米州の売上は7億1,700万ドルで、前年同期比9%増でした。

欧州の売上は、3%増の4億6,500万ドルでした。

アジアの売上は、8%増の2億5,300万ドルでした。

また、3地域とも営業利益が増加しています。

なお、調整後純利益は、未実現だった海外利益に関連した3,700万ドルの費用計上を主因として、急上昇しました。

リーズナブルなガイダンス

第1四半期までは、為替中立ベースの四半期売上高成長率は6期連続で増加しましたが、そろそろ失速するとみられます。

リーバイスは、為替中立ベースで2019年度に1桁台半ばの売上高成長を予想していますが、これは、今年の残りの期間における減速を意味するでしょう。

調整後営業利益率は、今年度から横ばいか若干の上昇と予想されています。

リーバイスの戦略は、トップスや女性用アパレルの売上を伸ばすことで、計画は今のところ順調に進んでいます。

しかし、同社の年間売上高はまだ1990年代半ばのピーク時をはるかに下回っており、アパレル事業では競争が激しくなっているため楽観は禁物でしょう。


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