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4月に注目されるハイテク株3銘柄

モトリーフール米国本社、2019年4月8日投稿記事より

ハイテク株はこのところ堅調に推移しており、ナスダック指数は年初来で8%増となっています。

株価の上昇は、ハイテク業界全般にわたる明るい見通しに支えられています。

今回注目するハイテク3銘柄は、iRobot(ティッカー:IRBT)、ヤンデックス(ティッカー:YNDX)、およびブラックベリー(ティッカー:BB)です。

iRobot:充電不要の快進撃

ロボット掃除機のiRobotは4月下旬に第1四半期決算を発表する予定です。

2月初旬、最新のルンバ新製品がリリースされたこともあり、2018年通年の売上高が前年の8億8,400万ドルから10億ドルに急増したことを発表しました。

市場での激しい価格競争にもかかわらず、同社は販売価格を引き上げることができ、より速いペースで売上総利益率が改善しました。

さらに、効率的なビジネス構築のために、経営陣がサプライチェーンを積極的に改善しています。

ヤンデックス:ホームグラウンドでグーグルを一蹴

アルファベットのグーグルが、市場シェアで最大の検索エンジンになっていない国はわずかしかありません。

中国とロシアはその注目に値します。

グーグルはロシアでは禁止されていませんが、ロシアの検索エンジン・ヤンデックスはキリル文字から派生した言語のための優れたインデックスと検索機能を誇っています。

ヤンデックスは自国市場でアルファベットを凌駕していますが、同社は米国の競合他社を巧みに模倣しており、技術を重視した持株会社になっています。

たとえば、ヤンデックスはウーバーとオンデマンドタクシーの合弁事業契約を結びました。

また、ヤンデックスクラウドサービスを拡大し、ヤンデックスジョブは最大の求人サイトの1つであると強調しています。

これらのサービスにより、ユーザー基盤のさらなる収益化を目指しています。

アナリストは、2019年通年の売上高の前年比31%増を予想しています。

もちろん、一般的にはロシア企業への投資にはリスクがあります。

ロシア市場は、国営企業への優遇や株主重視の面で課題は山積しています。

しかし、ヤンデックスはそういったこととは無縁で、ロシア政府もヤンデックスの成功に関心があるようです。

ブラックベリー:赤字からの急回復

iPhoneとアンドロイドデバイスの台頭により、スマートフォン市場を失ったブラックベリーの将来は暗いように見えました。

しかし、同社は、2013年にCEOに就任したジョン・チェンの下で根本的な変革を遂げました。

チェンは苦闘していたスマートフォン事業を段階的に撤退し、エンタープライズソフトウェア事業を劇的に拡大しました。

この変革は当初痛みを伴い売上高の減少を招きましたが、ソフトウェア事業は徐々に成長し、ハードウェア事業の損失を相殺しました。

ブラックベリーは、自社ブランドを維持し、特許ライセンス事業の成長を強化するために、自社ブランドを中国のスマートフォンメーカーTCLにライセンス供与しました。

これらの取り組みがようやく前四半期に成果をあげ、数年ぶりに増収率がプラスに転じ、営業利益率も拡大してきています。

ブラックベリーは、2020年2月期の売上高は23〜27%増加すると予想しています。

また、コア事業の営業利益率は、前年同期比で横ばいになると予想しています。

会社ガイダンスベースの予想PER(株価収益率)は約50倍で割安ではありませんが、前年度の利益成長率が71%で、今後もこの伸び率を維持できれば、割高でなくなる可能性もあります。


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