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4月に動向が注目されるトップ米国株5銘柄

モトリーフール米国本社、2019年4月4日投稿記事より

4月にその動向が注目されるトップ5銘柄をご紹介します。

ウォルト・ディズニー(ティッカー:DIS、以下「ディズニー」)、エクソンモービル(ティッカー:XOM)、住宅メーカーのLGIホームズ(ティッカー:LGIH)、ネット広告等の運用型広告代理店向けに支援事業を展開するトレード・デスク(ティッカー:TTD)、クラウド通信サービスのTwilio(トゥイリオ、ティッカー:TWLO)です。

ディズニー:エンターテインメント帝国のさらなる拡大

3月にフォックスのエンターテインメント資産を買収し、ディズニーは、エンターテインメント業界を今後10年間リードするためのほぼすべての要素を備えつつあります。

フォックスとの契約により、フォックス系のFXやナショナル・ジオグラフィックなどのケーブルチャンネルとそのコンテンツ等を手に入れました。

また、X-Menなど、ディズニーのラインナップ拡大に適した有名なキャラクターも多数獲得しています。

ディズニーのビジネスモデルの強みは、映画、テレビ番組、テーマパークのアトラクション、玩具などを通じて、人気キャラクターやその他の知的財産を最大限活用することです。

ケーブルおよび放送事業は苦戦していますが、ディズニーのテーマパークおよびスタジオセグメントは引き続き高い成長を続けています。

投資家がディズニー株のポテンシャルを見逃している可能性がある、との見方があります。

過去4年間で株価はほぼ横ばいで推移していますが、同社の事業は2015年の時よりもかなり改善されているため、株価収益率(PER)16倍で割安と考えられています。

エクソンモービル:業績の回復と増配に期待

石油大手のエクソンモービルは、原油価格の低迷等の難局に直面してきました。

このため、株価の有形資産に対する倍率は、過去30年で最低水準にまで低下しました。

しかし、エクソンモービルは反攻に転じています。

2025年までの長期目標に向けて、新たな油田発掘のため設備投資を大幅に増加しました。また、同社は事業効率を最大限に引き上げようとしています。

これは、原油価格が現在の水準から上昇しなくても利益をあげるためです。

エクソンモービルはこれまで、4月に増配という形でカタリストを提供してきました。

36年連続で四半期配当の年1回の増配を行ってきており、昨年は6.5%増配し現在の1株当たり配当は0.82ドルとなっています。

エクソンモービルの生産は回復しているとみられ、経営陣が今年はどの程度の増配を行うかが注目されます。

LGIホームズ:住宅ローン金利低下の朗報

1年以上前、ウォール街の金融機関は、我先に住宅建設株を手放し始めました。

住宅価格と金利の両方が上昇したことで、10年近く着実に拡大してきた住宅市場の低迷を懸念したためです。

これによりLGIホームズの株価は急落し、昨年5月から10月にかけて50%近く下落しました。景気の下降局面においても同社の利益動向は底堅く、経営陣はガイダンスを引き上げていましたが、売上高の成長減速の兆候が見られたためでした。

しかし、ここ数週間で30年物住宅ローンの金利が大幅に下がり、現在は4%を若干上回る水準となっています。

LGIホームズは、低価格帯住宅の初住宅購入者をターゲットにしていて、この購入者層は特に金利に敏感です。

LGIホームズの株価は依然としてPER9倍と割安なため、今月注目される銘柄の一つとなっています。

トレード・デスク:広告業界を席巻

トレード・デスクは、デジタルチャンネルでターゲット広告を購入するためのプラットフォームを提供しています。

グローバル広告市場は巨大ですが(今年の市場規模は推計約7,250億ドル)、そのうち約330億ドルのみが広告購入をプログラム的に行うものです。

2011年5月には、トレード・デスクの1日当たりの平均売上は8セントでした。

2014年までに100万ドルに急増し、昨年初めて1,000万ドルに達し驚異的な成長を記録しました。

このような成長速度は今後はおそらく続かないとみられますが、同社が長期的に成長を継続できると考えられる理由が多くあります。

トレード・デスクには成長要因が幾つかあります。

1つはコネクテッドテレビ(インターネットとテレビを融合したもの)の拡大です。多くのテレビ局は、既にインターネットストリーミングを通じて番組を公開しています。

もう1つの成長要因は、国際的な拡大です。世界の広告宣伝費の3分の2は米国外のものです。

同社株の予想PERは63倍で相当割高ですが、今後のポテンシャルはかなり大きいとの見方があります。

Twilio:大きな成長余地

Twilioは、メッセージング、ビデオ、音声、電子メールを介して、企業の対顧客コミュニケーションの支援サービスを提供しています。

リフトを使用している時、またはレストランから席の準備についてのメッセージを受け取ったとき、Twilioはその舞台裏で稼働しています。

同社はこれらのクラウドベースのソリューション使用量に基づいて支払いを受けます。

同社のデータによれば、顧客は、ますます自社に設備を持たずにTwilioのクラウドサービスを活用するようになっています。

これは、同社のツールが、顧客のインフラに深く組み込まれるようになってきていることを意味しています。

Twilioは、そのポテンシャルの少しだけしかまだ利用されていない、と経営陣はコメントしています。

今後のさらなる拡大余地に期待できるとの見方があります。


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