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日本人観光客でも気軽に開けるハワイの銀行口座を紹介

日本人観光客がアメリカの銀行口座を開こうとしても拒否される場合がほとんどです。

しかし、例外的にハワイは昔から日本人観光客が多いことや、日系移民もいたことから日本人観光客でも気軽に銀行口座の開設が可能です。

日本人投資家が日本の居住者として米国株に投資する場合は、日本のネット証券で取引すれば問題はありません。

しかし、日本の証券口座は原則として日本の非居住者となった場合は、口座を閉じなければならないという決まりがあります。

グローバル化が進む現代社会、日本の非居住者の方が米国株に投資する場合は、必然的に海外口座を用いる必要もでてきます。

海外の現地証券口座の米ドル建の出口口座として米国株投資家に親しまられてきたのが、ハワイの銀行です。

もちろん投資のためだけではなく、ハワイによく遊びにいく日本人にもよく利用されており、現地で余った米ドルの預け先になっています。

ハワイならSSNなしでも銀行口座を開設できる

SSNとはアメリカの社会保障ナンバーのことです。

アメリカ本土のほとんどの銀行で口座を開設する場合はSSNを要求されます。

そのため、本土の銀行口座を開設する場合は、アメリカに何らかの形で働きに出ているか留学生として滞在しているかなどの条件を満たしている必要があります。

しかし、前述の通りハワイは日本人観光客に人気の観光地だったことや、日系移民も多くいたことから例外的にSSNなしでも口座開設ができる地域なのです。

ハワイ観光のついでに立ち寄って銀行口座を開設する人も珍しくありません。

また比較的、日本人相手にも慣れているため口座開設もスムーズです。

アメリカ現地の銀行口座をもつメリット

米ドル建ての現地口座をもつことができます。

日本の米ドル外貨預金は、通常米ドルを預け入れるために両替手数料などが必要になります。

そして日本の銀行の外貨預金は米ドルのまま気軽に引き出すことも難しいのです。

引き出せたとしても米ドルを引き出すだけで手数料が発生してしまいます。

ハワイの現地口座なら、米ドルの預け入れと引き出しに日本のような高いコストは発生しません。

米ドルでアメリカやハワイで買い物をする人にとってメリットが大きいです。

特にハワイによく遊びに行く人には便利です。

また現地口座に紐付けされたVISAデビットカードも使えます。

これがあれば、ハワイ以外のアメリカ現地で米ドルをATM経由で引き出すこともできます。

しかもPLUSと呼ばれる海外ATM送金ネットワークにも紐付けされているため、世界各地のATMでも現金を引き出すことができます。

もちろんVISAの機能もあるためオンライン旅行サイトの決済でも使えます。

そして米国の現地証券会社と紐付けすることで出口口座として使うこともできます。

日本人でも非居住者は原則、日本のネット証券をもつことができなくなってしまうため、海外在住の日本人投資家が米国株投資をする場合、現地口座とセットで現地の出口口座も開設しておけば、送金や出金がスムーズになります。

ハワイのおすすめの銀行口座3選

ハワイで日本人観光客でも開けるおすすめの口座は、バンク・オブ・ハワイ、ファースト・ハワイアンバンク、セントラル・パシフィックバンクの3行です。

これらの銀行はそれぞれ日本人向けのWEBサイトももっており日本人顧客にも慣れています。

ちなみに最近はアメリカのSSNがない場合、日本のマイナンバーを求められることもあるため口座開設を考えている場合、マイナンバーも言える用にしておきましょう。

基本的なサービスには大きな違いはないため、実際にまわってみて一番、気に入った銀行の口座を解説すれば良いでしょう。

バンク・オブ・ハワイ

バンク・オブ・ハワイは1897年に設立された、歴史あるハワイ最大級の独立金融機関です。

インターナショナル・バンキング・センターはワイキキの中心部にあるため、ホノルル観光のついでに気軽に立ち寄って開設することができます。

ニューヨーク証券取引所にもティッカー・シンボルBOHとして上場されています。

ファースト・ハワイアン

ファースト・ハワイアンは預金高ではハワイ州トップの銀行です。

フランスの大手銀行BNPバリパイ系の銀行です。

歴史も古く1858年まで開業の歴史を遡ることができ、創業者は明治天皇から勲章を賜るなど日本と結びつきが古い銀行です。

支店も多く、ワイキキ支店は有名なショッピングセンターのDFSギャラリアの近くにあります。

買い物ついでに立ち寄って口座開設をすることができます。

セントラルパシフィックバンク

ハワイ州第3位の銀行です。

1954年に設立された日系人による銀行です。

こちらも日本語のWEBサイトがあります。

ワイキキ支店には一般の窓口に日本語スタッフが常住しており、日本人向けのサービスにも力を入れています。

チェッキング口座とセービング口座の違いとは?

アメリカの銀行口座には大きく分けてチェッキング口座とセービング口座があります。

簡単にいえばチェッキング口座は当座預金、セービング口座は普通預金です。

セービング口座の方は金利がつきます。

アメリカの現地証券会社とつなぐACH

アメリカの証券口座とハワイの銀行間で安く資金を移動する送金方法がACH送金です。

ACHとはAutomated Clearing Houseの略です。

ACHはアメリカ国内の金融機関同士の送金方法で海外送金には使えません。

しかしACHは送金手数料が非常に安く(ほぼ無料と考えても良い)、ACHで現地のオンライン証券と繋げることで、在外邦人でも米国株投資をするための環境を整えやすくなります。

アメリカの現地証券口座に口座を開設した証券会社のオンライン取引のインターフェースから、ACHでハワイで開いた現地の銀行口座を紐付けすることができます。

この方法で、日本人投資家にも人気のアメリカ現地ネット証券のFirstradeやInterativeBrokers証券ともACHによる紐付けができます。

在外邦人が米国株投資をするなら現地銀行口座は便利

日本のネット証券でも最近は米国株取引の環境がだいぶ整ってきました。

日本在住の投資家が、わざわざ米国株取引のためだけにハワイの銀行口座を開設する必要はないと言っても良いでしょう。

米国現地の証券会社で取引をすると、手数料も安い代わりに確定申告の手間もかなり煩雑になってしまいます。税制的にも優遇されません。

しかし、日本非居住者の方で米国株投資をしたい場合、日本のネット証券の口座開設が難しいケースもあります。

その場合は、代替手段として米国の現地証券と現地口座を組み合わせることで米国株投資ができるという情報を知っておいても良いでしょう。

また今回はハワイの銀行を紹介しましたが、ハワイのリピーターにとってもハワイの現地銀行は使いやすく、投資をしない人でも口座を開いています。

まとめ

ハワイの銀行は日本人観光客でも立ち寄って口座を開設できます。

アメリカの多くの銀行がアメリカのSSN(社会保障番号)を持っていないと口座開設できないのですがハワイは例外です。

また日本非居住者の日本人投資家は日本のネット証券に原則口座を持てないため、日本のネット証券が使えない場合は、アメリカ現地のネット証券とハワイの銀行を組み合わせることで米国株投資の環境を整えることができます。

もちろん投資家以外にもハワイリピーターの方がハワイの銀行口座を開くと、余った米ドルを預けておけるなどのメリットがあります。

VISAデビットカードなど使いやすいカードも発行されるため便利です。

海外で活動することが多い方にも日本人スタッフもいるハワイの銀行は使いやすいのです。


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