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今後10年間の保有で注目される米国クラウド株式3銘柄

モトリーフール米国本社、2019年3月31日投稿記事より

今日、急速な技術上の創造的破壊が続く中、10年後の世界予測はますます困難になっています。

それでも今後10年間で確実に成長が続くと考えられる分野があり、それはパブリッククラウドです。

ほんの一握りの企業だけが、この高成長市場で競争するための財務力と技術的専門知識を持っています。

これらの先導的な企業は、アマゾン(ティッカー:AMZN)、マイクロソフト(ティッカー:MSFT)、アルファベット(ティッカー:GOOG、GOOGL)です。

以下が、3社が今後10年間で市場平均を上回り続ける可能性がある理由です。

クラウドの強み

今日のビジネス界で最も重大な変化は、自社内のデータセンターからパブリッククラウドへの企業業務の移動です。それには多くの利点があります。

  1. 企業は、十分に活用できない可能性のある大規模なシステムを購入するのではなく、消費するリソースに対してのみ料金を支払うため、ITコストをより効率的に活用できます。
  2. データエンジニアやソフトウェアエンジニアは、自社内のデータセンターでスペースを購入または予約しなくても、数分以内にクラウド上で自由に実験でき、イノベーションを迅速化できます。
  3. 自社のデータセンターを管理する必要がなくなるため、企業は人件費、電力費、不動産コストだけでなく時間も節約できます。
  4. パブリッククラウドのプロバイダーは、電力効率の高い最先端データセンターに継続的に投資することができ、最新かつ最高のインフラ、プラットフォーム、およびソフトウェア機能を展開できます。
  5. 多くの顧客間でインフラコストと容量を共有することで、パブリッククラウド・プロバイダーは、顧客の仮想サーバーあたりのコストを大幅に削減できます。

競争上の優位性

今日のクラウドインフラ市場は寡占状態となっており、アルファベット、アマゾン、マイクロソフトの独壇場となっています。

アマゾンは2006年にクラウドインフラサービスを提供した最初の会社で、信頼性の高いデータセンターの余剰スペースを外部に提供しました。

アマゾンはライバルよりも7年早くスタートを切りました。

市場調査会社Canalysの調査によると、今日、アマゾンはクラウドインフラ市場の約32%を占めており、2018年にアマゾンウェブサービスは47.1%の成長を遂げ、これは市場平均よりやや速いものです。

強力なマイクロソフトとアルファベットが参入

アマゾンの先発優位性に対抗するためには、データセンターやエンジニアに膨大な金額を迅速に費やすことが必要で、ほんの少数の会社だけがその能力を持っていました。

マイクロソフトとアルファベットです。

両社ともクラウド事業に力を入れています。

Canalysによると、マイクロソフトのアジュール・プラットフォームは2018年に82.4%の売上成長を記録し、市場シェアは16.8%で2番目に大きなものです。

アルファベットのグーグルクラウドプラットフォームも2018年に93.9%という驚くべき売上成長率を記録し、8.5%の市場シェアを獲得しました。

これら3社は現在、クラウドインフラ市場の57%を支配していますが、それぞれがクラウドビジネスを市場平均よりも速く成長させています。

パブリッククラウドの急速な成長可能性についてはさまざまな見解がありますが、かなり大きくなるという点では相違はありません。

ガートナーは、サービス型インフラセグメントの売上高は今後3年間で2倍以上になると予測しています。

ゆくゆくは主要ビジネスの一つに

もちろん、クラウドは、3社にとって主要ビジネスではありません。

アマゾンはEコマースの世界的リーダー、マイクロソフトは企業向けの大手ソフトウェアベンダー、そしてグーグルは世界最大の検索エンジンおよびデジタルビデオプラットフォーム(ユーチューブ経由)です。

これらの事業分野は依然として投資家の最大の注目を集めており、3社の株式は投資家のポートフォリオにおいて安全性かつ安定性に貢献しています。

3社にとってクラウドインフラは、10年先を見据えた収益性の高い成長市場です。

クラウドは現在、各社の売上高の比較的小さな部分を占めていますが、ビジネスが成長するにつれ、投資家は複数の有力な事業の柱を急速に評価するようになるでしょう。

この結果、3社は長期的に市場平均を上回るパフォーマンスをあげ続ける可能性があります。


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