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相当な長期保有が可能な米国株式3銘柄

モトリーフール米国本社、2019年3月31日投稿記事より

個人投資家が持っている唯一最大の強みは時間です。

投資期間を十分に長く考えることができれば、機関投資家などと違い、予想を下回る四半期決算など多くの短期的要因に心煩わされる必要はありません。

もちろん、株式を購入して永久に保有することはできませんが、株を売らずに保有し、次の世代に株の所有権を渡すことはできます。

相当な長期保有に耐えうる株式として、アルファベット(ティッカー:GOOG、GOOGL)、ウォルト・ディズニー(ティッカー:DIS、以下「ディズニー」)、およびマーケル(ティッカー:MKL)を紹介します。

アルファベット

アルファベットは、グーグルの親会社として最もよく知られています。

グーグルサーチ、ユーチューブ、アンドロイド、クローム、Gmail、グーグルプレイ、グーグルマップ等は、それぞれ毎月10億人以上の人々によって使用されています。

グーグルの巨大なユーザベースが、アルファベットを長期的に保有できる1つの大きな理由です。

グーグルサーチ、ユーチューブなどのアルファベットのプロダクトは、ネットワーク効果を享受しています。

ネットワーク効果により、プロダクトを使う人が増えれば増えるほど、プロダクトの価値が高まります。

ライバル企業にとって、強力なネットワーク効果を持つプロダクトとの競争は非常に困難です。

アルファベットのもう一つの強みは、人気があるプロダクトが多額のキャッシュを創出していることです。

2018年には、同社は1,368億ドルの売上高、307億ドルの利益、そして198億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しました。

アルファベットは現在、1,090億ドルを超えるキャッシュを保有しています。このキャッシュを、既存プロダクトの改善や新たな成長機会への投資に使うことができます。

この多額のキャッシュがあることで、アルファベットは、途方もない可能性を秘めている複数の技術投資(特に自動運転車開発)が可能になっています。

アルファベット(Google)子会社のウェイモは自動運転技術で他社よりリードしている

ディズニー

ディズニーは、永続的な魅力を持つ多くのブランドを長年にわたり維持しています。

同社はテーマパーク、映画スタジオ、テレビネットワークで有名です。

ディズニーの最大の強みは、保有する知的財産を使い、さまざまな方法で収益をあげられることです。

たとえば、映画『アナと雪の女王』のヒットを活用して、テーマパークのアトラクションを開発し、映画に基づいて玩具や衣服を含む多くの商品を制作しました。

そして、ディズニーは映画の続編を計画しており、新たな大ヒットとなる可能性があります。

短期的にもディズニーが好まれる理由が多くあります。

2019年に最も注目されている10本の映画のうち、7本がディズニー作品です。

また、今年は、スターウォーズをテーマにした新たなパークが、ディズニーランドとディズニーワールドでオープンする予定です。

さらに、「ディズニー+」ストリーミングサービスが開始される予定です。

しかし、長期投資家にとって重要なことは、ディズニーが今後何年にもわたって新たなプロダクトやサービスを導入し続けられるか、ということです。

ディズニーの場合、成功が成功を生み出す可能性があります。

今年の大ヒット映画は、数年後には新たなライブショーやテーマパークのアトラクションになる可能性があります。

これまでと同様に、ディズニーの勝利の方程式は今後も続いていくとの見方があります。

【米国個別株動向】ディズニーの決算情報、テーマパーク部門が業績を引き続き牽引

マーケル

マーケルについて聞いたことがないかもしれません。

同社の主な事業は、クラシックカー、競争馬、ビンテージボートなどの特殊市場をカバーする保険です。

グーグルやディズニーほどエキサイティングではないように思えるかもしれませんが、専門保険引き受けによりマーケルの収益性はかなり高いです。

また、マーケルは単なる保険会社ではありません。

同社は、ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイのように、多くの事業を所有する金融持株会社です。

マーケルはよく「ベビーバークシャー」と呼ばれていて、それはバークシャーより時価総額がかなり低いからです。

マーケルは、保険事業とは関係のない19の事業を完全保有しています。

これらの事業には、製造業、ヘルスケアサービス・プロバイダー、金融サービス会社が含まれます。

バークシャーと同様、マーケルも上場企業に投資しています。

投資ポートフォリオには、アルファベットやディズニーを含む100以上の株式が含まれています。

マーケル株を買うことは、分散が効いているファンドを買うようなものです。

それは長期的に堅実なリターンをあげるための良好な方法の一つとの見方があります。

3社が突出している訳

アルファベット、ディズニー、マーケルが、他の株とは一線を画していると考えられことがいくつかあります。

1つは、3社すべてに、長期的に続く可能性がある良好な事業があるということです。

言い換えれば、経済的な競争優位性を享受しています。

そして3社すべてに複数の成長機会があります。


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