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今注目されるトップ米国配当株3銘柄

モトリーフール米国本社、2019年3月26日投稿記事より

2018年以降、景気後退や世界的な景気後退が目前に迫っているのでは、という懸念が続いています。

経済関連ニュースに過敏になるのは理解できますが、誰も今後のことは正確には分かりません。

しかし、このような状況下、保守的なアプローチを取るとすれば、配当株がその助けになると考えられます。

以下で、現状で検討に値すると思われるホーム・デポ(ティッカー:HD)、シックス・フラッグス・エンターテインメント(ティッカー:SIX、以下「シックス・フラッグス」)、およびゼネラルモーターズ(ティッカー:GM、以下「GM」)を紹介します。

ホーム・デポ:良好な配当成長の見通し

米国の住宅市場は、世界的な経済成長への期待、米国の消費者向け小売製品の購入、および株式市場とともに、2018年の年末に打撃を受けました。

しかし、世界最大のホームセンターチェーンは、ホリデーシーズンを含む四半期に前年比で10.6%の売上高の増加を記録しました。

売上高よりもさらに優れているのは利益です。

1株当たり利益は、2019年2月3日で終了した第4四半期に前年同期比で37.5%、同会計年度で33.5%増加しました。

ホーム・デポは、オンラインおよび実店舗の販売戦略への投資を継続しているため、業績は引き続き拡大すると予想されています。

経営陣は、新年度の既存店売上高の5%増を予想しています。ホーム・デポのような大規模小売チェーンにとって、良好な数字です。

しかし、この記事は配当についてであり、株式の成長についてではありません。

ホーム・デポは拡大する業績により株主にも報います。

第4四半期中に経営陣は、四半期配当を32%増額することを発表しました。

記事執筆時点では、これは年率2.9%の配当利回りとなります。新たに150億ドルの自社株買いプログラムも発表されました。

ホーム・デポは最高の配当を出す会社ではありませんが、問題ありません。

おそらく、最も良好な配当とは毎年増配されるものであり、そして利益成長により株価上昇が支えられるものでしょう。

このため、配当に関心がある場合、ホーム・デポを改めて検討する価値があると考えられます。

【米国個別株動向】ホーム・デポの決算、投資家に朗報

シックス・フラッグス:ジェットコースターのような株価変動だが今後に期待

多くのジェットコースターでは、初めの下降が最も大きくかつスリリングな部分です。

一方、株主にとっては、早期の大きな急落は全くスリリングなものではありません。

残念なことに、過去6ヶ月ほどは、テーマパーク運営会社シックス・フラッグスの投資家は、同社のジェットコースターのうち最初の大きな下降に遭ったように感じました。

株価は、拡大計画の減速とCEOの引退発表により、52週ぶりの最安値を記録しました。

しかし、株価の下落により、将来の良好なリターンが期待出来る潜在的な投資機会となっていると考えられます。

第一に、同社の1株当たり0.82ドルの四半期配当は、最近の株価に基づけば、ほぼ6.9%の配当利回りに匹敵するからです。

第二に、同社の株式は現在、予想PERの約15倍で取引されています。

これは、今後5年間、年率約6%で利益を成長させていくことを想定している企業としては、適切な水準です。

また、シックス・フラッグスは、非常に季節的な事業を営んでいることを覚えておくべきでしょう。

夏期は、他の時期よりはるかに利益があがります。

そのため、株式購入を検討している投資家は、今年の最強期間である夏の前に購入を検討すべきとの見方があります。

拡大計画の減速とCEOの引退予定による不確実性を織り込んで、株価は下落しました。

市場は依然として懸念していますが、その記憶も長くは続かないと考えられます。

堅実な夏のシーズンとCEOの後継者計画の明確化により、最近のジェットコースターのような下落の後で同社株が回復する可能性があります。

GM:トリプルゼロ

ウォールストリートは、GM株を道端に捨てたかのようです。

確かに、GMの主要な利益牽引役だった北米自動車市場は、何年にもわたる一貫した成長の後、減速し始めているため、短期的な見通しは明るくはありません。

しかし、GMにおいては、衝突ゼロ、廃棄物排出ゼロ、混雑ゼロの、トリプルゼロの長期ストーリーが展開されています。

これら3つのゼロを達成するための戦略の多くは、自動運転が中心になります。

今月初め、GMの自動運転に関するGM子会社のGMクルーズが、従業員を年末までに倍増させ2,000人近くにすると発表しました。

新規雇用はエンジニアが中心で、投資家にとっては大したことではないかもしれません。

しかし、この動きが、GMクルーズが今年後半に予定されるGM初の自動運転車の本格生産開始に関係するものであれば、注目すべきでしょう。

IHS Markitの推計によれば、2040年までに3,300万台を超える自動運転車が全世界で販売されると見込まれ、インテルによれば、2050年までに3兆ドルを超えるモビリティサービス市場が創出されるとみられます。

一部の専門家によれば、GMクルーズには既に430億ドルの価値があると考えられるため、通常自動車の販売サイクルの現時点で北米販売が減速しているとしても、GM株購入の根拠となるとの見方があります。

GMに対する市場の悲観的な見方により、GMのPER(株価収益率)は6.6倍まで押し下げられ、またその結果として配当利回りが良好な4.1%になっています。

GMは以前よりも良い自動車を既に生産しており、加えてGMクルーズは自動運転車市場におけるビッグプレーヤーと位置づけられているため、GMは現時点でかなり良好な配当株との見方があります。

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