The Motley Fool

【米国個別株動向】アップルの新サービスで投資家が知っておくべきこと

モトリーフール米国本社、2019年3月25日投稿記事より

アップル(ティッカー:AAPL)は25日、先週の静かなハードウェア関連発表の後、新サービスに重点を置いた発表を行いました。

新たな情報は概ね予想通りで、アップルはサービス重視の舵を切りました。

投資家が知っておくべきことは以下の通りです。

アップルニュース+

アップルが最初に導入した新しいサービスはアップルニュース+で、月額10ドルで300以上の雑誌へのアクセス、多数のデジタル購読、そしてロサンゼルス・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のような著名な出版物へのアクセスが含まれています。

WSJの採用は以前報道されており、アップルにとって大きなアドバンテージとなります。

WSJの標準購読料は月額40ドルで、購読者ベースは専門家と企業購読が大部分を占めています。

WSJの親会社であるニューズ・コーポレーションは、企業関連購読者よりも、価格に敏感な平均的消費者への訴求力を高めようとしている可能性があります。

アップルニュース+の購読は、追加料金なしで家族内で共有することができ、25日に米国とカナダでサービスが開始されました。

アップルカード

アップルは、新たなクレジットカード「アップルカード」により金融サービスへ大きく乗り出しました。

アップルカードはアップルペイの進化であり、アップルペイは、ユーザー数、加盟店数、決済取引量が引き続き増えています。

アップルは今年のアップルペイの取引量が100億件に達すると予想しています。

買い物の還元プログラムについては、ポイント等を使用する代わりに、アップルは、デイリーキャッシュと呼ばれるストレートドルベースのキャッシュバック還元システムを提供します。

還元レートの面では、クレジットカードとしての購入で1%、アップルペイの非接触支払いで2%、そしてアップル関連製品購入で3%を還元します。

アップルカードには、延滞料、年会費、海外関連費用等はありません。

アップルは低い金利も提供しており、また、従来のクレジットカード発行会社では一般的な慣習であるようなペナルティ金利もありません。

アップルは金融大手のゴールドマン・サックスと提携しており、ゴールドマン・サックスは2016年に個人向け融資事業に参入し、事業拡大を目指しています。

アップルカードはマスターカードの決済ネットワークを使用し、今年の夏に利用開始予定です。

アップルアーケード

先週、グーグルがクラウドゲームサービス「スタディア」に関する大規模な発表を行ったのに続き、アップルは独自のゲームサービスである「アップルアーケード」を発表しました。

iOSは大規模なゲームプラットフォームですが、ほとんどのタイトルは無料で、広告またはアプリ内購入で収益化されています。

そのため、開発者がゲームを前払いで販売することは困難です。

ゲーム開発者の収益をサポートするため、アップルアーケードには、プラットフォーム専用の質が高いゲームの大規模なライブラリへのアクセスを含みます。

アップルはゲーム開発を支援しており、サービスで利用可能なコンテンツを整備します。

広告が含まれたり、アプリ内購入で収益化されたりするタイトルはありません。

ただしこれはクラウドゲームサービスではありません。

すべてのゲームは端末やPCでプレイでき、オフラインで利用可能になります。

アップルは、アップルアーケードの価格や出荷時期をまだ明らかにしていません。

アップルTV +

注目されたプレゼンテーションはアップルTV +でした。

アップルはかなりの時間をかけて、オリジナルコンテンツをすべて購入していることを明らかにし、また、多数の著名人がアップルTV+用のプロジェクトを紹介しました。

今秋には広告なしの購読サービスが開始される予定ですが、アップルは価格設定を明らかにしませんでした。

アップルは、投資家に対して同社をサービス企業と認知して欲しいと考えており、そしてそのように行動しつつあります。

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