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英国で賃貸用不動産の代替となる3つの株式

モトリーフール・英国支局、2019年2月19日投稿記事より

2月中旬、Primary Health Properties(ティッカー:PHP、以下「PHP」)は、アイルランドにあるヘルスケアセンターの開発および最終的な買収に1,140万ユーロを拠出したことを発表しました。

このヘルスケアセンターの賃貸料の80%は、30年リースで政府機関からPHPに支払われることになります。

これは非常に魅力的な案件ですが、一般的な賃貸用不動産の投資家には手が届きません。

だからこそ、伝統的な賃貸用不動産に代わるものとして、PHPならびにその類似企業への投資を提案するのです。

なお、以下の数値は記事執筆時点のものです。

より高い収益が得られる株式

賃貸用不動産への投資から生まれる収益は、何年にもわたって減少しています。

地主に直接影響を与える税制の変更と相まって、最近の政府の規制はこの動きを加速させています。

これらの変化は、賃貸用不動産への投資の魅力を大きく損なっています。

幸いなことに、賃貸用不動産の面倒な部分をすべて除いたような株式投資の選択肢がたくさんあります。

PHPはその好例です。

同社は、英国とアイルランドの医療施設ポートフォリオを管理しています。

上記で触れた取引と同様に、これらの不動産の大部分は数十年にわたる契約に基づき政府機関に貸し出されています。

2018年12月末時点で、PHPの資産ポートフォリオは1株当たり105ペンスであり、前年比で約5%増加しています。

年率契約賃料総額は年内に9.8%も増加し、物件の稼働率は99.8%に達しました。

これは、同社の不動産ポートフォリオの質が極めて優れていることを示しています。

現在の配当利回りは4.8%ですが、賃料収入がインフレとともに成長するにつれて、長期にわたって着実に上昇するものと思われます。

成長するREIT

Assura Group(ティッカー:AGR、以下「Assura」)は、もう1つの強力なヘルスケア不動産投資信託(REIT)です。

昨年Assuraは、45の医療センターの買収と2つの新しい医療施設の開発に対し1億7,500万ポンドを投資しました。

このポートフォリオの加重平均未経過リース期間は14.6年です。

同社は現在、英国全体で553の医療センターを所有しており、総賃貸料は1億ポンドにのぼります。

同REITは現在、ポートフォリオに追加する物件として約1億7,000万ポンドの案件を検討しています。

同時に、経営陣は収益基準を満たさない物件を売却しています。

この積極的なポートフォリオ管理により、Assuraは今後も配当と純資産価値の両方を拡大できると確信しています。

同REITは現在4.8%の配当利回りを誇り、一株当たり52.7ペンスの純資産価値を有しています。

学生用不動産の魅力

他に注目される不動産市場として、学生用不動産があげられます。

学生用不動産への需要は、すぐに落ち込むことはないものと思われるからです。

しかし、直接投資するとコストと手間がかかります。

ですから、英国で最大の上場グループの1つであるEmpiric Student Property(ティッカー:ESP)への投資が望ましいと考えられます。

同社は投資家のために不動産を管理するすべての仕事をします。

証券会社のアナリストは、同社は2018年に1株あたり配当5ペンスを支払い、2019年には5.03ペンスを予想しています。

これは、現在の株価においては、今後2年間で5.1%の配当利回りとなります。

また、これらの資産を管理するために自らの手を動かす必要がないため、賃貸不動産への投資よりも魅力的であると言えます。

2018年6月末の同社の1株当たり純資産額は105.5ペンスであり、同社株式はその資産価値に対して割安で取引されています。


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