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購入手数料が不要なノーロード投資信託とは?メリットやその他のコストも紹介

投資信託は、一度購入してしまえばある程度任せっぱなしにできる点は魅力です。

しかし、運用成績によって購入時よりも時価が下がり、損失が出てしまうというリスクは当然ながら存在します。

「いざ精算してみると利益が出ていると思っていたのに、手数料分を差し引くとトータルではマイナスだった!」

という、いわゆる手数料負けのリスクも常に頭においておかなければなりません。

今回紹介する「ノーロード」と呼ばれる投資信託は、そんな手数料の中で「購入時手数料」がかからないという性質を持ちます。

今回は、そんなノーロードについて、定義やメリット、注意点といった特徴をまとめています。

とりわけ「インデックス投資」においては強い味方となってくれる場合が多いのでぜひ覚えておいてください。

ノーロードとは?

ノーロードとは、購入手数料がかからない投資信託商品のことです。

販売手数料(ロード)が発生しないことから、ノーロードと呼ばれます。

一般に、投資信託を購入する場合は購入時に手数料がかかりますが、ノーロードの投資信託の中から商品を選んで購入すれば、その手数料をゼロにすることができます。

販売手数料は同一の商品であっても、販売会社がある程度自由に手数料を設定することができるため、同様のもしくは似たような商品の中でも手数料が高額なものと、ノーロード投資信託があるかもしれません。

購入前にそういった視点を持つことも大切です。

ノーロード投資信託のメリット

ノーロード投資信託は、販売時の手数料を必要としないため初期費用を抑えることができます。

仮に販売時に手数料が2%発生した場合、少なくとも2%以上は値上がりしなければ利益を出すことができないことになりますから、投資のスタート時に、いわば手数料分のマイナスを負ってからスタートするような状態になります。

ノーロード商品であれば、購入手数料がかからないのでフラットな状態でスタートできるので、その分だけアドバンテージが取れるということになります。

ノーロード投資信託の注意点

ノーロード投資信託は購入時の手数料がかからないのが大きなメリットではありましたが、投資信託において発生する手数料は購入手数料のみではありません。

以下のような手数料が発生する可能性がありますので、「購入時の手数料が無料だから」と即決するのではなく、こういった手数料の発生の有無や、発生する場合はその数字などよく確認するようにしましょう。

こういった各種手数料は、ファンドの目論見書や、販売会社のホームページなどから確認することができます。

信託報酬

信託報酬は、投資信託を保有している限り発生する手数料です。

「報酬」といっても、投資信託の商品の維持のために保有者から徴収しているコストですので、信託報酬が発生しない投資信託というものは存在しません。

当然、購入時の手数料が発生しない、ノーロード投資信託についても、例外ではありません。

むしろ、購入時には手数料が発生しないものの、信託報酬は割高、というような商品も存在します。購入するファンドを検討する際、よく確認するようにしましょう。

信託財産留保額

信託財産留保額は、投資信託を解約する際に発生する手数料です。

「投資信託の解約手数料」とでも言うべき位置づけの費用です。

信託財産留保額については、ファンドによっては設定されていない(請求されない)ものも存在しますので、こちらも購入前にしっかりと確認されることが奨励されます。

インデックス投資を始めるならノーロード投資信託も選択肢に

ノーロード投資信託が最も効果を発揮するシーンの一つは、インデックス投資です。

インデックス投資を行う投資信託は積極的なリターンを狙いに行く「アクティブファンド」よりも信託報酬は割安になります。

アクティブファンドは積極的に売買を行うなど、ファンドの維持にコストがかかるため、どうしても信託報酬が割高になる傾向があります。

一方で、リスクを抑えて手堅いリターンを狙いに行く運用方針となるため、割安な信託報酬と比較して、購入時手数料の負担の比重が大きくなります。

つまり、購入時の手数料が発生しないノーロード投資信託は、インデックス投資を行う上ではパフォーマンスの良い選択肢になる可能性が高いと言えます。

まとめ

ノーロードは、投資信託にとって決して小さくはない負担であり、「購入時手数料」がかからない投資信託商品です。

投資初心者の方は「数%」という購入手数料を軽視してしまいがちではありますが、最終的な損益の確定においてかなりの差となる場合もありますので、注意しなければなりません。

ただし、ノーロードで負担が不要となるのは、あくまでも「購入時手数料」。

信託報酬は投資信託である以上、必ずかかってきますし、信託財産留保額についても原則として必要になる費用です。

初期費用だけでなくこういった点も確認しながら購入する投資信託を選択するようにしましょう。

ノーロードはとりわけ信託報酬が低く、購入手数料が負担のなかで比重が高い「インデックス投資」において特に効果を発揮するものとなります。

ぜひ、投資信託の購入時の参考にしてみてください。


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