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円預金よりお得?外貨預金の正しい活用方法を解説します。

近年どの銀行でも低金利が適用され、預金をしてもなかなか増えないと感じている方も多いでしょう。

そんな中少しでも高い金利を求めて、外貨預金を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし外貨預金について調べてみると、メリットよりもデメリットが記載されていることが多いかと思います。

それでは、外貨預金はデメリットばかりなのでしょうか?

外貨預金の正しい活用方法はないのでしょうか?

そこでこの記事では外貨預金の本当の意義を考えて頂くために、

  • 外貨預金のメリット
  • 外貨預金のリスク
  • 外国株式と外貨預金の関係性

 をお伝えしていきます。

この記事を読んで頂ければ外貨預金の本質を理解でき、正しい活用法を知ることができます。

是非最後までご覧ください。

外貨預金とは

外貨預金とは、日本円でなく外国の通貨で預金をすることです。

基本的には日本円での預金と同じです。

円預金では日本円で預入れ日本円で戻すところを、外貨預金の場合は日本円を外国の通貨に交換(換金)して預入れ、外国の通貨を日本円に戻す取引です。

現在の日本円の一般的な金利は年0.001%、定期預金でも年0.01%とほとんどゼロに近いため、金利が円預金よりも高い外貨預金に注目が集まっています。

利息も多くもらえますが、仕組みをしっかりと理解しておかないと損失が生じることがありますので注意が必要です。

外貨預金のメリット

外貨預金のメリットは以下の通りです。

  • 円預金よりも金利が高い
  • 為替差益を得ることができる

まず、「円預金よりも金利が高い」から解説していきます。

円預金が年0.001%ですが、例えばオーストラリアの豪ドルは2.00%です。

また、トルコや南アフリカなどの一部新興国では10%を超えることも珍しくなく、日本円と比較にならないくらの高金利が適用されています。

続いて、「為替差益を得ることができる」です。

2011年3月に東日本大震災が発生しました。

この時のドル円の為替レートは1ドル75円の史上最高値を付けました。

現在(2019年2月)は1ドル109円前後ですので、仮に2011年3月にドルを購入し、現時点で売却すれば、109円-75円=34円の為替差益を得ることができます。

つまり外貨預金は「円高で購入し、円安で売る」ことにより為替差益を得ることができます。

外貨預金のリスク

一見、メリットが多いように感じる外貨預金ですがリスクも多くあります。

リスクは以下の通りです。

  • 為替手数料が高い
  • 為替レートの変動リスクがある
  • 預金保護制度の対象外

まず「為替手数料が高い」についてです。

外貨預金を行う際、円から外国の通貨に交換する際「換金」という作業が発生します。

海外旅行に行かれたことがある方ならお分かりかもしれません。

この換金には銀行側に支払う為替手数料が発生します。

円預金で発生しない為替手数料ですが、外貨預金では必ず発生してしまうため、普通に円預金をしている時と、手元に残るお金が大きく変わらないことがあります。

為替手数料は銀行によって違いますので、なるべく安い銀行を選ぶようにしましょう。

続いて「為替レートの変動リスクがある」です。

為替レートは日々動くものです。

前述の通り円高の時に外貨を購入し、円安で上手く売却できればいいのですが必ずしも全てが上手くいくとは限りません。

つまり円高だと思ったタイミングで購入したけれど、さらに円高が進んでしまったということが発生するのです。

特に日本円はリスク回避資産として、海外で有事が起こると買われる傾向があります。

例えば、ある新興国の通貨を購入していたが、その国で紛争がおきてしまい新興国通貨安、円高となり、為替差損が発生してしまいます。

最後に「預金保護制度の対象外」です。

円預金では預金保護制度といい、1金融機関1000万円まで預金が保護されています。

例えば、A銀行に800万円を円預金していたが、A銀行が倒産してしまいました。

この時適用されるのが預金保護制度です。

A銀行は倒産してしまいましたが、1000万円までは保護してもらえるため800万円全て戻ってくるのです。

しかし、外貨預金にはこの預金保護制度の対象外です。

仮に外貨預金を行っていた銀行が倒産してしまえば、その残高がいくらであろうと全額戻ってくることはないのです。

外国株式と外貨預金の関係性

外国株式と外貨預金の関係性は一般的には相関関係があると言えます。

例えば、ある国の経済が好調で中央銀行が金融引き締めという名目で政策金利を引き上げるとします。

特に新興国は経済成長が先進国に比べて早いので、政策金利も高い傾向があります。

そのため、それらの国の通貨の金利も高くなります。

ちなみになぜ経済が好調だと金利を上げるのかといえば、金利が低ければたくさんお金を借りて投資を活発に行う企業が増えます。

企業は投資を活発に行うことで事業拡大を狙うため、それに合わせて経済も活性化されていきます。

経済が好調であるのにも関わらずいつまでも低金利を維持すると、さらに投資が活発になり不必要な部分まで投資が行われるようになります。

これがいわゆるバブル経済へとつながります。

そうならないためにも、各国の中央銀行は経済を注視し適切なタイミングで金利を引き上げて投資を落ち着かせる必要があります。

株式は国の経済に影響しますので、経済が好調であればあるほど株価も上がります。

そして金利も引き上げられ、金利が高いことが魅力的に映り、その国の通貨も買われることが多くなります。

つまり、外国株式と外貨預金は相関関係が強いと言えるでしょう。

外貨預金のできるネット銀行

では外貨預金のメリットやリスクなどを理解した上で、どの金融機関で外貨預金を行えばよいのでしょうか。

選択肢の一つとして、ネット銀行が挙げられます。

なぜネット銀行かと言えば、為替手数料が比較的安い傾向にあるからです。

また、ネット銀行にはネット証券と連携している金融機関も多く、株式投資を行うと同時に外貨預金を行うことで手数料や金利などの面で恩恵を受けられることもあります。

この記事では外貨預金の手数料が比較的安い2行について紹介します。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行はネット銀行の最大手です。

ネット銀行の中でも最大の預金残高を誇っています。

住信SBIネット銀行はSBI証券と提携しています。

最大の特徴としては、SBI証券の証券口座と連動させる「ハイブリッド預金」を作ると普通預金金利が0.01%を適用されることです。(通常は0.0001%)

また、ランクによってコンビニATM手数料が無料になるプログラムが豊富なことなど、日常生活でも様々なメリットがあります。

また、手数料が低いことも特徴です。

例えば米ドルの外貨普通預金手数料は4、外貨積立であれば2です。

メガバンクが25銭~50ですので、圧倒的な手数料の低さです。

そして、取り扱い通貨数は9通貨です。

ネット銀行の中では比較的多くの通貨を扱っている方です。

メガバンクが6通貨ほどなので、種類も豊富です。

楽天銀行

楽天銀行も外貨預金に積極的なネット銀行の一つです。

楽天証券や楽天カードとの提携により、ポイントの優遇制度などが充実しています。

楽天銀行の外貨預金の特徴は、預入期間別に金利が設定されていることです。

長いと2年、短いと7日間もあります。

ちなみに現在(2019年2月)の7日間の米ドルの金利は10です。

一見、とても高い金利で魅力的に映りますが、実はこれは1年間で10%です。

7日間で受け取れる利息ではないことを理解しておかなければなりません。

楽天銀行の取り扱い通貨数は7通貨です。

外貨預金では珍しい人民元を扱っています。

まとめ

外貨預金について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事のポイントは、

  • 外貨預金では手数料を意識する
  • 為替レートの変動により損失が発生する可能性がある
  • 金利だけで判断しない

でした。

現在の日本は超低金利で、預金をしていても一向に増えないため外貨預金に魅力を感じる方も多いですが、落とし穴もあります。

特に為替手数料が利息で得た分を、消し去ってしまうことがあります。

そのため、外貨預金はあくまで為替差益を狙うよりも長期で利息をもらいながら運用する方が正しい運用方法といえるでしょう。

頻繁に換金を行えば行うほど、為替手数料が発生してしまいます。

外貨預金のメリットでデメリットをしっかりと理解した上で行ってください。

最後までご覧頂きありがとうございます。


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