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ジム・ロジャースが注目する日本のインバウンド投資

日本のインバウンド投資を世界3大投資家の一人ジム・ロジャースが注目しています。

インバウンドとは外国人観光客の訪日のことをさします。

現在、日本の訪日外国人観光客は右肩上がりに急増しています。

2011年の日本の大震災後は外国人観光客も減少しましたが、少しずつもちなおし、2010年代半ば頃から訪日外国人数は増え続けています。

訪日外国人向けの宿泊・観光を中心としたサービス業が恩恵を受けています。

ジム・ロジャースは日本のツーリズムは東京オリンピック以降も日本経済の規模の大きさから、そこまでツーリズムは落ち込まないと予想しているようです。

最近では、日本の有名な観光地を歩けば確かに外国人観光客を見ない日はありません。

あなたの街の観光名所も外国人観光客が多数、訪れていませんか。

本記事では日本人にも身近なインバウンド投資についてご紹介します。

ジム・ロジャースが注目する日本のインバウンド投資

日本のインバウンド投資が注目されています。

インバウンドとは外国人観光客の訪日のことです。

ジム・ロジャースも日本に投資するならツーリズム(観光産業)を挙げています。

日本のツーリズムは現在、訪日外国人観光客の増加によって伸びている分野です。

訪日外国人観光客を対象にしたサービスも、訪日外国人観光客の増加が売上の追い風になります。

ジム・ロジャースは冒険投資家と言われ世界各国を旅してまわりながら投資をしてきた経験があります。

時々、日本にも投資関連の公演をしに訪れています。

ジム・ロジャースは日本のおびただしい観光名所の数々と質の高いサービスを評価しています。

世界を旅してまわったジム・ロジャースにとっても日本は魅力的な観光資源があると映っています。

インバウンド市場とは?

インバウンド市場を定義すると一般的に「訪日外国人から派生する消費マーケット」のことをさします。

当たり前ですが、訪日外国人観光客は日本で食事を楽しんだり、観光名所を見てまわったり、買い物したり旅館やホテルで宿泊したりします。

訪日外国人観光客に関わる消費マーケットの中でも、直接恩恵を受けるのが観光産業です。

訪日外国人観光客が訪れることで潤うマーケットを探してみることで、投資のチャンスも生まれます。

株やETFだけが投資対象ではありません。

もしかしたら、身近なところにインバウンド市場の成長を取り込めるビジネスチャンスや投資先も見つかるのではないでしょうか。

インバウンドが好調!訪日外国人観光客数は2018年3000万人突破

2018年末には訪日外国人観光客数が3000万人を突破したことがニュースで話題になりました。

2011年の震災の年は訪日外国人の数は落ち込みましたが、その後は右肩上がりで訪日外国人観光客は伸びています。

2015年にはアウトバウンドとインバウンドが逆転して、出国する日本人観光客よりも入国する外国人観光客の方が多くなったことも話題になりました。

2011年には600万人台だった訪日外国人観光客は2015年には2000万人近くまで伸び、2016年には約2400万人、2017年には約2800万人、2018年には3000万人突破です。

外国人観光客を有名な日本の観光地で見ない日はないというほど最近、多いのもうなずける話です。

インバウンドが伸びている理由とは

実は日本だけではなく世界全体でインバウンドの市場が伸びています。

理由は近年の新興国の成長です。

中国の躍進を皮切りに、東南アジアのASEAN諸国も2010年代は大きく経済成長しました。

それに伴い新興国の中間層が育ち国外旅行がブームになりました。

例えばASEAN諸国の一つタイ王国では日本を観光してまわる番組が人気でした。

新興国の中間層が育ち、国外旅行をする余裕が生まれたことがインバウンドが伸びた大きな理由です。

また為替相場でドル円相場が70円台の円高の時代もありましたが、円安トレンドに反転したことも訪日外国人観光客の増加の追い風になりました。

国策でも日本は観光立国を掲げるようになり観光ビザの要件を緩和しました。

これにより、煩雑なビザの手続きが不要になった外国人観光客も気軽に日本に来れるようになったことも、インバウンドに良い影響を与えました。

そして何より日本には豊富な観光資源と質の高いサービスがあります。

これらの複合的な要因が重なり世界中でインバウンドが伸びている中でも、日本の伸び率は高い水準になっています。

インバウンドに関連する投資先

インバウンド市場で伸びる投資先は、当たり前ですが訪日外国人観光客数の増加の恩恵を受けるビジネスに投資をすれば良いことになります。

一見、インバウンドに関係がなさそうなIT業界でも、訪日外国人観光客をターゲットにしたマーケティングやアプリ開発などで売上やシェアを伸ばしているところもあります。

固定観念にとらわれずに、インバウンド市場の拡大を成長エンジンにできそうな産業・ビジネス全般が投資先だと柔軟に考えても良いのではないでしょうか。

しかし直接インバウンド市場拡大の恩恵を受けられる投資先も分かりやすいので、代表例をご紹介します。

古民家も投資先?

日本は少子高齢化が進み空き家が増えています。

2033年には空き家率が30%を超えるという試算もあるほどです。

地方の空き家の価格を見てみると100万円台で売りにだされている物件も珍しくありません。

新興国の都市部の方が今では不動産価格は高いのが当たり前です。

売りに出されている空き家の中には、趣のある外国人にも好まれそうな物件もあります。

ジム・ロジャースも日本の古民家には興味があるそうです。

古民家をただ買うだけではなかなか活用できませんが、リノベーションをしたり外国人観光客を呼び込むマーケティングや宣伝活動がうまくいけば、割安で購入した古民家が資産になる可能性は十分にあります。

最近はAirbnbでも古民家を活用したゲストハウスをよく見かけるようになってきました。

古民家風のゲストハウスに泊まる外国人観光客も増えてきました。

日本のホテル関連も有望

訪日外国人観光客が増えたことで、日本のビジネスホテルの宿泊費があがってしまったという声も、インバウンド市場が好調になってから良く聞くようになりました。

近年の大都市圏のホテル稼働率は高く、80%付近を推移しており人気ホテルが満室になることも珍しくありません。

特に東京都ではホテルの開業ラッシュが続いています。

地方都市でもインバウンド市場の拡大の余波を受け訪日外国人観光客が増えており、札幌・名古屋・福岡のホテルは高稼働が続いており、客室の供給が需要に追いつかないほどです。

東京オリンピック後に日本のツーリズムは落ち込むのではないかという懸念もありますが、日本の経済規模は大きく、それほど落ち込まないという見方もあります。

航空・鉄道関連

宿泊業だけではなく観光産業全般にもインバウンド市場の拡大は追い風です。

日本の航空関連や鉄道関連、訪日外国人観光客に利用されるオンラインのサービスも直接、恩恵を受けることができます。

小売業

インバウンドで外国人観光客が買い物をする小売業も恩恵を受けることができます。

例えば百貨店でもインバウンド需要をうまく取り込めたところは好調です。

家電量販店やドラッグストアも外国人観光客に人気です。

例えば大手の家電量販店では英語・中国語の対応も当たり前になっています。

訪日外国人をうまく取り込めた小売業もインバウンド投資先として候補に入るでしょう。

まとめ

冒険投資家のジム・ロジャースが日本で注目しているのが、インバウンドで伸びているツーリズム関連です。

日本のインバウンド市場は近年、大きく拡大傾向にあります。

訪日外国人数の増加の恩恵を受けることができるビジネスや資産への投資がインバウンド投資です。

インバウンドをテーマに投資先を考えてみることで、新しい投資アイデアが見つかるのではないでしょうか。


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