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シンガポールに押し寄せる高齢化の波:注目すべき株式

モトリーフール・シンガポール支局、2019年3月7日投稿記事より

世界で人口の高齢化が進んでいますが、シンガポールも例外ではありません。

2030年までに、シンガポール人の4人に1人が65歳以上になると予想されています。

さらにシンガポールは、世界的に見て平均寿命が長い国です。

ここでは、高齢化の波に対応できるシンガポール上場企業にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

医療サービス

シンガポールでは、上場している医療サービス供給企業が18あります。

これらの企業は、高齢者が必要とするサービスなどを含む、幅広いサービスを提供しています。

この中には、IHHヘルスケア(ティッカー:Q0F)、ラッフルズ・メディカル・グループ(ティッカー:BSL)、シンガポール・メディカル・グループ(ティッカー:5OT)、アジアン・ヘルスケア・スペシャリスト(ティッカー:1J3)があります。

最大手の医療供給企業は、IHHヘルスケアです。

同社は、シンガポールにおいて認可された、病床数でトップを誇る民間医療供給者です。

シンガポールではグレンイーグルス病院、マウント・エリザベス病院、マウント・エリザベス・ノヴェナ病院、パークウェイ・イースト病院の4つの病院を構えています。

アジアン・ヘルスケア・スペシャリストは、上述した4つの医療企業の中で最小です。

整形外科、外傷、スポーツ医学のサービスを提供しています。

リハビリサービス

リハビリテーションサービスでは、高齢者が動けるようになるための力を取り戻す支援を提供しています。

リハビリ分野に参入したのが、ブーステッド・シンガポール(ティッカー:F9D)です。

同社は、インフラ関連のエンジニアリングサービスおよび地理空間技術ソリューションの企業ですが、最近、リハビリ医療機器を販売する医療企業を買収しました。

病院やリハビリクリニックへ、医療サービスを含めた機器リース契約を提供しています。

ブーステッド・シンガポールの医療事業は、直近の第3四半期の総売上高で3%弱を占めるに過ぎません。

しかし、アジア全体の高齢者人口が増えているため、新事業を通して市場の未開拓分野を埋めていくことができると同社は考えています。

老人ホーム

老人ホームは、家を離れた高齢者に安らぎの場を提供します。

「老人ホーム」という言葉を聞いて思い浮かぶ企業の1つは、ファースト・リアルエステート・インベストメント・トラスト(ティッカー:AW9U)です。

シンガポールでは、この不動産投資信託(REIT)がいくつもの老人ホームを所有しています。

さらに、老人ホームを運営している他の企業に、シンガポール・プレス・ホールディングス(ティッカー:T39)があります。

2017年4月、このメディア大手はシンガポール最大の民間老人ホーム事業者であるオレンジバレーを買収しました。シンガポール・プレス・ホールディングスの最高経営責任者、アラン・チャンは買収時のプレスリリースで次のように述べました。

「シンガポールは人口の高齢化が進んでおり、ますます長期医療が必要となるでしょう。

今回の投資は、高齢化社会の医療ニーズに貢献できる機会となります。高齢者とその介護者に役立つ、思いやりのあるサービスを提供できるよう、オレンジバレーの経営陣やスタッフと協力することを楽しみにしています。

また、シンガポールの高齢者医療の利便性と質を向上させるために、保健省や地域の医療システムと協力していきます。」


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