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投資信託よりETFがおすすめ。最終的には自分で銘柄選択し、長期運用してみては?

出典:Getty Images

ちょっと古いですが、去年のS&Pダウ・ジョーンズの調査によると、年率1-2%の手数料も含めると、半分以上のアクティブファンドが市場インデックスを下回っているそうです。市場平均を上回ることを目的としているアクティブファンドですが、手数料込みで考えると結果的にはプラスになりにくいことを頭の隅に置いておいた方がいいかもしれません。

例えば、2016年にはS&P 500をベンチマークとするUS株式アクティブファンドの77%、10年間でみると98%もが市場インデックスを下回っています。ヨーロッパもしかりで、2016年、アクティブファンドの80%がアンダーパフォームし、10年間ではその数字は88%にもなります。イギリスでは2016年には、なんと87%ものアクティブファンドがベンチマークであるS&Pイギリス総合指数を下回り、10年間でみても全体の74%が下回っているようです。

このような数字を見ると、グローバルファンドマネージャーであるBlackRockが、アナリストやポートフォリオマネージャーという人による運用から、コンピューターによるクオンツ運用へシフトしたのも不思議ではありません。

上記のような高い手数料を要する方法の代わりに、ETFに投資することでローコストのポートフォリオを構築することができます。ETFファンドには初期手数料がないものが多く、マネジメントフィーもアクティブファンドの10分の1程度に抑えられます。

ETFよりもさらによい方法は、自身がファンドマネジャーとなり、自身のリスク許容度に合わせて株式ポートフォリオを構築することです。勉強する時間と労力と忍耐が必要ですが、株式投資を通して企業活動や経済活動を学ぶことが好きな人には趣味と実益の両方が望めます。そして、そこから得られる投資スキルは、学べば学ぶほど価値が増し、たとえ一時的に投資で損したとしても、その投資スキルを活用して損失を取り返す可能性を高めることができるのではないでしょうか。

プロでも勝てないのに、なぜ個人投資家の自分が勝てるのか、と不思議に思われるかもしれません。プロは毎月または四半期毎にパフォーマンスをチェックされることから長期投資がしにくく損切に迫られることが多いのですが、個人は時間を味方につけることができます。一時的な要因で株価が暴落したときは、短期的にはさらに損をする可能性はあるものの、良い業界または企業であれば長期的に見ると大きな利益に化けることが多いのです。

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