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ブレグジットが英住宅建設大手バラットの株価に与える影響

モトリーフール・英国支局、2018年12月13日投稿記事より

英国の大手住宅建設会社が厳しい時期にあると考える人たちは、英国王立チャータード・サベイヤーズ協会(以下「RICS」)が今後3か月で住宅販売の落ち込みを予想したことで、さらに不安になりました。

実際、市場に投入されている住宅を売るのに時間がかかっています。

現在の住宅の平均販売期間は約4ヶ月です(記事執筆時点)。

厳しい経済状況や不安定な状況の中で行動するような人でも、引っ越しの計画を先送りしているような状況です。

それにもかかわらず、RICSは依然として2019年に住宅価格が約1%上昇すると予想しています。

投資の鉄則

不動産業者の売上が減速すると、必然的に新築住宅の需要が弱まることになります。

それは建築企業の利益の減少につながるため、当該企業の株価が懸念されます。

投資ライターのローランド・ヘッドが、バラット・デベロップメンツ(ティッカー:BDEV、以下「バラット」)のリスクを指摘しましたが、ご存知でしょうか。

確かに私は、新築住宅市場の下方圧力リスクが現実のものであることに同意します。

しかし、バラット株式を売却して住宅建設セクターに背を向けている多数の投資家と、私の考えは異なります。

悲観論が蔓延しているときには、むしろ注目すべきではないでしょうか。

ですから私は、最近バラットに少額の投資をしました。

悲観時こそ逆張り

投資家は、ニュースが良いものであるか悪いものであるかにかかわらず、マーケットニュースに反応し過ぎます。

ですから、業界が好調で株価が上昇している場合、過大に評価が押し上げられる傾向があります。

これは、バラットとその同業者のピーク時に起こったことです。

バラット株式は2015年にPERが約14倍に達しました。これはFTSE 100の長期平均ではかなり高い水準です。

バラット株式は、ピーク時に過大評価されていたかもしれません。

しかし同様に、現在、同社は過小評価されていると考えています。

現在注目しているのは、バラット株価が30%下落しPERが7倍以下になったということです。

同社の配当利回り予想は9.7%なので、かなり過小評価されています。

優れた配当株式

バラットは予想配当を達成することができるでしょうか。

同社は、多くの現金準備を保有しているので、私は達成できると思います。

最後に、ブレグジットがバラットの株価にどのような影響を与えるのか、という質問に対する答えに戻ります。

今後12ヶ月間は不安定で不確実な状況が続くと思われますので、短期のボラティリティを心配しているのであれば、投資をやめておくべきでしょう。

しかし私は、堅実な長期配当株式が割安な価格で売られていると考えています。

このバーゲンは、2019年の大半にわたって続くと思われます。


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