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香港の「在宅」経済の繁栄から注目すべき分野

モトリーフール・香港支局、2019年2月19日投稿記事より

割安株投資家は、社会に強い関心を持っています。

パラダイムシフトや新しいトレンドが、新しい投資機会を生み出すからです。

インターネットの時代となり、多くの新しい投資機会がもたらされています。

たとえば、次の社会的現象を考えてみましょう。現在は前世紀に比べてはるかに多くの人が家にこもり、外に出なくなりました。

この現象を後押ししているのは、SOHO(スモールオフィス/ホームオフィス)の台頭に見られるように、在宅勤務の実現可能性とその人気です。

日本で「オタク」という用語が誕生しました。

オタクとは、現実社会から離れ、コンピュータ上に住んでいるような人を表す言葉です。やや否定的に捉えられていますが、今の時代の方向性を表しています。

 この「在宅」トレンドから利益を得ることができる3つの分野を見ていきましょう。

オンラインショッピング

香港のオンラインショッピング事業は、他の多くの国と比べると遅れています。

香港の交通渋滞、倉庫費や人件費の高さを考えると、配送費用が大きな障壁となっています。

それにもかかわらず、オンラインショッピングは成長し続けています。

淘宝網やTモール(ティッカー:BABA)の爆発的人気は別として、HKTVモール(ティッカー:1137)は、2018年の当初6ヶ月間で1日の注文が前年同期比で75%増加しました。

重複を除いたユニークユーザー数も、2017年のわずか14万9,000人から3倍以上増加し、2018年には42万7,000人となりました。

オンラインショッピングは拡大し続けています。

昨年末に香港でオンラインストアを展開したばかりのユニクロ(ファーストリテーリング、ティッカー:9983)のように、強力な実力を持つ小売店もオンラインで拡大しています。

オンラインフードデリバリー

香港ではレストランがすぐ近場にあることから、需要は限られていると思われているかもしれません。

しかし、フードパンダ、ウーバーイーツ、デリバルーなどのオンラインフードデリバリー・サービスは急成長しています。

オンラインフードデリバリーの魅力は食品の多様性と利便性です。

デリバルーは競合他社より遅れて出てきましたが、サービス品質、アプリのユーザーインターフェイス、レストランの選択肢など、ユーザーエクスペリエンスの向上に最も積極的に取り組んでいます。

同社は2019年にIPOを狙っていると言われています。IPOに関しては、ジャスト・イート(ティッカー:JE)の動向をたどると興味深いでしょう。

ジャスト・イートの株価は、昨年やや下落したものの、現在は2014年のIPO価格の約3倍になっています。

ゲーム

ゲームは昔も今も家の中での娯楽として人気です。

しかし、飽和状態にあり、極めて競争の激しい市場でもあります。 2017年にレイザー(ティッカー:1337)は香港で驚異的なIPOを展開し、227,000を超える申し込みがあり、総額1,240億香港ドルに達しました。

同社はまだ利益を報告しておらず、現在の株価は、潜在的な過大評価とその後経営上の問題を反映し、IPO価格の3分の1となっています。

テンセント(ティッカー:700)も、WeTestプラットフォームを備え、この分野で活躍しています。

今年1月、WeTestは、緊急問題に関する調査報告を発表しました。IOSやAndroidとのシステム互換性に関するもので、また、革新的な製品で競争が激しい市場を突破する必要性についてでした。

利益を上げるまでの道のりは険しそうです。

これらは、今日のトレンドとうまく調和できているビジネス分野うち、たった3つの紹介にすぎません。

ほとんどの企業は比較的新しく、まだ利益が出せていない企業も多く存在します。

これらが高成長企業になるかどうかはまだわかりませんが、新規企業を追求する割安株投資家は、これらの分野の企業に注目すべきでしょう。 


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