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シドニー郊外の不動産価格は年間15%~20%下落

モトリーフール・オーストラリア支局、2018年10月30日投稿記事より

Domain Holdings Australia Ltd(ASX:DHG)が運営する不動産ウェブサイト「Domain.com.au」の最新の不動産価格データによると、シドニー近郊の地域において住宅価格の15~20%の下落が予想されています(数値は執筆時点のものです)。

シドニーの住宅価格は2012年から2017年にわたる5年間の強気相場の下、郊外の多くの地域で約70%も上昇しました。

しかし「Domain.com.au」によると、住宅やアパートの価格は過去1年間で大きく急落しています。

たとえばローズベイの郊外では、住宅価格は昨年20.4%下落しました。

シドニー郊外のレッドファーン、キングスフォード、ラッセル・リー、グリーブ、ピーターシャムの住宅価格は、それぞれ14.5%、9.5%、17.4%、14.7%、13.4%も下落しました。

また、シドニーのノースショア南部や他の人気のある地域でも、住宅価格が大幅に下落しています。

たとえば、レーン・コーブ・ノースの住宅価格は年間で15.5%下落、南部のサンスーシは12.9%下落していると「Domain.com.au」は報告しています。

これらの地域のいくつかのアパートの価格も、アパート価格が17.1%下落したニュータウンと同じくらい悪い状況でした。

ベルヴュー・ヒル、ダブル・ベイ、バルマン、アースキンビルなどのビーチの住宅価格も、それぞれ15.2%、15%、12.9%、11.8%下落しました。ミルソンズ・ポイントやフェアライトのようなノースシドニーの多くの地域でも、アパートや住宅の価格が2桁下落しています。

「Domain.com.au」によると、シドニーの平均住宅価格は2018年9月までの1年間で76,616豪ドル下落しました(週間当たりでは1,400豪ドルの下落)。

その結果、不動産投資に向けられていた資金はオーストラリアの株式市場に流れ込む可能性があります。

また、メルボルン、パース、ダーウィンの住宅価格も下落しています。これは、銀行株式の投資家にとってはマイナスの材料です。

銀行は、住宅を担保とした住宅ローン貸付が中核事業であるため、銀行の株価は過去1年間で下落しています。住宅の資産価値が下がると不良債権の可能性が高まることになるからです。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ティッカー:ANZ)の株式は過去1年間で17%下落し、ウエストパック銀行(ティッカー:WBC)およびナショナルオーストラリア銀行(ティッカー:NAB)の株式はそれぞれ21%および22%下落しました。


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