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投資家のレーダーに映っていない次の成長株3銘柄

モトリーフール米国本社、2019年3月1日投稿記事より

ほとんどの投資家は、過去20年間の最高の成長株を容易に挙げることができるでしょう。

テクノロジー・セクターは、アップル、アマゾン、ネットフリックスといった過去最高の成長株を生み出してきました。

そして、一部のバイオテクノロジー企業も、これに連なります。

しかし、次の大きな成長株を、注目を集める前に知ることができれば素晴らしいではないでしょうか?

私たちは、投資家のレーダーにまだ映っていない良好な成長株を追求しました。

テルリアン(ティッカー:TELL)、iRobot(ティッカー:IRBT)、そしてファスタナル(ティッカー:FAST)をご紹介します。

テルリアン:米国LNG産業における投資機会

シェールガス採掘における水圧破砕法の導入により、米国は瞬く間に世界で最も重要なエネルギー生産・輸出国に変貌しました。

精製石油製品、原油、天然ガスの輸出需要の拡大により、米国は2020年代初めにはエネルギーの純輸出国になると予想されています。

このため、液化天然ガス(LNG)インフラも驚くべき拡大となっており、米国のLNG輸出能力は、2018年から2019年にかけて倍増する見込みで、米国は、オーストラリア、カタールに次ぐ世界第3位のLNG輸出国になるでしょう。

LNGに代表される素晴らしい成長機会は、個人投資家にも及びます。

2つのLNG輸出ターミナルを持つシェニール・エナジーは引き続き主要プレーヤーですが、時価総額が170億ドルと大きいため、成長余地は限られています。

このため、個人投資家は、輸出ターミナル設備の次の波に注目すべきで、それは2020年代半ばのビジネス機会となります。

この波を牽引しているのがテルリアンです。

時価総額25億ドルのテルリアンは、ドリフトウッド輸出設備を計画しており、同設備は日量40億立方フィートの処理能力の予定で、全米で最も大きなターミナルの一つとなるでしょう。

この能力は、シェニール・エナジーのサビネパス・プロジェクトの想定最大能力の42億立方フィートに匹敵します。

ドリフトウッド輸出設備の稼働開始は2023年に予定されていますが、だからといって、それまで投資家がテルリアンのポジションを構築しなくてもいいということは意味しません。

テルリアンは、今からドリフトウッド設備の稼働開始までの期間において、段階的に報酬を受け取る可能性があります。

そして同設備がいったん稼働すれば、毎年20億ドルのキャッシュフローをもたらすと見込まれるため、準備が順調に進めば時価総額の拡大につながるでしょう。

追い風としては、連邦政府規制当局から、ドリフトウッド設備に関する最終的な環境影響報告書が出ました。

これにより、2019年前半に建設を開始できるメドが立ちました。

投資家は、進捗状況の更新、新たな取引契約の締結、パイプライン敷設などを注視する必要があります。確かに、テルリアンへの投資は何年にもおよぶ退屈なものになるかもしれません。

しかし、現在25億ドルほどの時価総額で、同社は米国のLNG産業における興味深い成長機会を提供していると言えるでしょう。

iRobot:ロボットに賭ける

ロボット掃除機で有名なiRobotの株価は過去1年間で100%以上上昇し、先月、良好な2018年第4四半期決算を発表した時も急騰しました。

投資家は同社の進捗を歓迎しています。

第4四半期の売上高は18%近く増加し、通年の売上高は10億9,000万ドルに達し、1株当たり利益は3.07ドルと、経営陣の予想を上回りました。

米国と中国が本格的な貿易戦争に突入した場合、iRobotの業績に悪影響を与えるのでは、との懸念があります。

しかし、同社は第4四半期決算の電話会議で、中国以外での生産を検討していると言及し、そういった懸念を和らげました。

経営陣は、2018年の好業績にもかかわらず、2019年は更なる躍進を予想しています。

幾つかの新製品投入により、2019年通年の売上高を12億8,000万ドルから13億1,000万ドルと予想しています。

iRobotは、ロボット市場で早期にリードを獲得するため懸命に努力してきました。

そして、より多くの消費者向けデバイスが家のスマートハブに接続されるにつれ、iRobotはさらに成長するでしょう。

ファスタナル:景気循環業種では珍しい企業

産業工具業界の景気循環性を考慮すると、そういったメーカーを成長株とは通常は考えないでしょう。

しかし、ファスタナルは例外です。

ファスタナルは50年にわたりビジネスを展開してきており、機械関連ハードウェアや締め具(ナットやボルト)、工具、関連用具を製造しています。

2018年に同社の売上高と営業利益は共に前年比13%増となり、純利益はほぼ30%増と伸びました。

同社は過去10年、順調に業績を拡大しています。

さらに魅力的なことは、ファスタナルは長年にわたり、15%以上の自己資本比率および使用資本比率を継続させてきました。

これらは、ファスタナルを成長株と呼ぶにふさわしい内容です。

ファスタナルの課題は、同業他社といかなる違いを発揮して今後も良好な業績を続けられるか、です。

製品をいかに作るかよりも、いかに売るかが重要になっています。

このため、ファスタナルは伝統的な小売店に完全に依存するのではなく、ユニークな販売戦略(自販機、施設内など)で産業顧客に対応しています。

2018年の年末時点で、ファスタナルは96,000台以上の自販機を設置しており、2019年にはさらに23,000~25,000台を追加する予定です。

ファスタナルの株価は過去10年間で4倍になり、配当利回り2.7%と魅力的です。

成長企業は通常、配当を行いませんが、ファスタナルは例外的な成熟企業で、成長株投資家およびインカム投資家の双方に良好なリターンのポテンシャルを提供しています。


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