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2019年に市場暴落や景気後退が起こる可能性は?

モトリーフール・オーストラリア支局、2019年1月2日投稿記事より

2019年は新しい市場暴落と景気後退が起こる年になるのでしょうか?

約10年前、株式市場は世界金融危機のほぼどん底でした。

不況や株式市場の暴落はおよそ10年ごとに起きています。2019年は市場暴落に直面するのでしょうか?

しかし、それほどシンプルなことではありません。

地球が太陽の周りを10周したからといって、不況に陥るわけではありません。

不況に陥る理由は全て異なります。

市場暴落が10年ごとに起こらなければならないという経済的な規則などありません。

それにもかかわらず、暴落する日は日々近づいていると言えるでしょう。

しかし、これはまた、次の市場反騰が近づいていることも意味します。

オーストラリアのほとんどのアナリストは、オーストラリア・コモンウェルス銀行(ティッカー:CBA)やその他の世界的大手銀行が次の暴落を引き起こすことはないだろうとの見解で一致しています。

銀行は、世界金融危機前と比べるとかなり良い状態であり、以前よりもレバレッジは相当低下しています。

今年、世界的な景気後退を引き起こす可能性がある3つの転換点があります。

米国金利の上昇

米国の金利上昇が、世界中のほとんどの借り手、特に米ドルで借りている人の負債コストを上昇させています。

この金利上昇は資産価格に悪影響を及ぼしています。

重要なのは、米国の住宅市場が2018年にピークに達した可能性があるということです。

住宅市場は経済の重要な牽引役を果たしているため、この動きは米国経済に悪影響を及ぼす可能性があります。

貿易戦争

貿易戦争、特に米国と中国の間で展開されている貿易摩擦は、誰の得にもなりません。

トランプ大統領は米国経済を支えようとしているかもしれませんが、世界経済に害を及ぼす可能性があります。

オーストラリアも、この貿易戦争から悪影響を受ける可能性は大いにあります。

量的引き締め政策

量的引き締め政策とは、中央銀行による債券購入プログラムの縮小(流動性資金供給の減少を意味し、量的緩和政策の巻き戻し)を表している用語です。

この結果がどうなるかを正確に言うことは難しいですが、悲観的なアナリストはかなりのボラティリティ上昇につながる可能性があると考えています。

まとめ

2021年までに市場暴落や景気後退が起こる可能性は大いにあります。

しかし、これは、世界金融危機のように株式を購入する絶好の機会となる可能性があります。

覚えておくべきことは、株式市場がどれだけ不安定になったとしても、長期的には回復してきたことです。

現時点のオーストラリア株式市場では、コスタ・グループ・ホールディングス(ティッカー:CGC)、ダクストン・ウォーター(ティッカー:D2O)、ワシントンH.ソール・パティンソン・アンド・カンパニー(ティッカー:SOL)など、景気循環の影響を受けにくい成長株に注目しています。

景気後退時には、金融株の株価は急速に下落する可能性があります。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ティッカー:ANZ)などの銀行株は、現時点では避けた方がいいかもしれません。


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