MENU

バフェットの視点で選んだカナダ株3銘柄

モトリーフール・カナダ支局、2018年12月31日投稿記事より

多くの投資家は、優れた投資家のやり方を単にまねしようとします。

そして、人々はウォーレン・バフェットの投資にただ追随しようとします。

しかし、ここでは他の投資家とは少し異なるアプローチをとってみましょう。

オマハの賢人がポートフォリオに追加しているものと同じものを買うのではなく、彼の思考プロセスを参考にしてカナダ株式を選択してみましょう。

バフェットは信じられないほど寛大であり、長年にわたって投資知識を人々と共有してきました。

彼は、多くのキャッシュフローを生み出しアセットライト(資産保有が最小限)な企業が好みです。

また、競合他社と差別化できるような固有の強みを持っている必要があります。

残念なことに彼の企業であるバークシャー・ハサウェイには配当がありませんが、バフェット自身は持ち株から配当を受け取ることは大好きです。

これらの情報を利用して、バフェットに触発されたポートフォリオを構築することができます。

ここで、カナダ版ウォーレン・バフェット風、株式3銘柄を紹介します。

なお、以下の数値は執筆時点のものです。

ボストンピザ

バフェットはレストラン株を所有することを好みます。

バークシャー・ハサウェイはデイリー・クイーンを所有しており、また長年にわたって他のファストフードの少数株主となってきました。

しかし、バフェットはレストランビジネスそのもののファンである訳ではないということに注意してください。

彼は常に親会社に投資するのみで、その事業をフランチャイズ店に任せています。

レストランを経営するのは大変なことです。

しかし、ただロイヤリティを集めることは比較的容易であり、そのようなビジネスを探して所有すべきです。

ボストンピザ・ロイヤルティーズインカム(ティッカー:BPF.UN)は、カナダ最大のファストカジュアルなレストランであり、全般的な売上高は10億ドルを超え、400近くの店舗があります。

2002年の株式公開以来、196回連続で月次配当を行い、18回増配してきました。

投資家を安心させる長期パフォーマンスです。

しかし、ボストンピザは最近少し苦戦しているようです。

2018年の既存店売上高は0.2%の増加にとどまりましたが、新店舗オープンによって全体の売上高は若干増加しました。

また、本拠地であるブリティッシュコロンビア州における法人税の引き上げにより、配当性向は100%強に上昇しましたが、来年は再び100%を下回る見込みです。

上記の短期的な苦戦により、良好な買いの好機となっています。

現在の株価は14カナダドルで、5年ぶりの安値近辺です。

この結果、配当利回りは9.3%という目覚しいものになっています。

ブルックフィールド・リアルエステート

バフェットは不動産仲介ビジネスも大好きです。

バークシャー・ハサウェイのホームサービス部門には、1,300以上のオフィスと45,000の不動産業者があります。

ブルックフィールド・リアルエステート・サービス(ティッカー:BRE)は大企業ではありませんが、カナダの投資家が不動産仲介ビジネスにアクセスするには適した投資先です。

主な資産はRoyal LePageのブランドであり、Via CapitaleとJohnston&Danielなども所有しています。

これらのブランドを合わせて、約19,000人のエージェントが働いています。

このビジネスでは、加盟している不動産業者に請求される手数料が収益を生み出します。

Royal LePageではブランドの利用継続に月額128カナダドルかかります。

また、取引が完了した際などにも手数料がかかってきます。

ボストンピザと同様、ブルックフィールド・リアルエステートはその利益の大部分を配当金として株主に支払っています。

現在の配当利回りは9.8%です。

フォーティス

公益事業がアセットライトに該当するわけではありませんが、バフェットが過去20年間、バークシャーのかなりの資本をこのセクターに投入してきたのには理由があります。

それは最小限のボラティリティでしっかりとしたリターンを提供しているからです。

多くの投資家は、フォーティス(ティッカー:FTS)がカナダで最も優れた公益事業であると考えています。

電力価格に規制がかかっている地域においても良好な資産を持っており、カナダを越え、米国およびカリブ海地域にまで進出しています。

フォーティスは、北米企業最高の配当成長記録の一つを誇っています。

1973年から45年連続で増配しており、経営陣は今後も増配を続けることができると確信し、現在から2023年までの間に年率6%の増配を予想しています。

フォーティスの現在の配当利回りは3.8%です。

経営陣が予想通り増配を行うことができれば、5年で5.1%の配当利回りが期待できるでしょう。


フリーレポート配信

モトリーフールの日本進出にあたって日本の投資家、また、これから投資を始めたい方に向けて「株式投資にどう臨むか -スペシャルフリーレポート-」を配信しております。

こちらは無料レポートです。ここからアクセスできます。

ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。公式ツイッターアカウント@motleyfooljp公式フェイスブックアカウントをフォローする。

最新記事