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英国の不動産配当株の魅力

モトリーフール・英国支局、2018年12月18日投稿記事より

あなたがたった1つか2つの不動産しか持っていない場合、賃貸ビジネスはそれほど簡単ではありません。金利は現在の水準から上昇するでしょうが、新しい規制や税制の変更により、多くの家主の費用が上昇しています。

たとえ利益を上げている場合でも、賃借人がいない期間、予期しない修理費用、および問題のある賃借人のリスクに直面することがあります。

上場不動産会社への投資

英国において私は、より規模が大きい上場不動産会社に投資することをお勧めします。これは通常、上記で強調したリスクを管理しやすく、年間の利益に与える影響が少ないためです。

なお、以下の数値は記事執筆時点のものです。

その一例がグレインジャー(ティッカー:GRI)です。これはFTSE 250企業であり、英国全土に約10,000の賃貸物件を保有しています。

グレインジャーは、GRIP REITの購入資金を得るために、株主から3億4,700万ポンドを調達しました。このREITには、1,700戸の住宅を含む6億9,600万ポンドの民間貸付ポートフォリオが含まれています。同社は、GRIP REITから毎年3,250万ポンドの総賃貸料を得ることができます。これにより、グレインジャーの総賃料収入は、5,920万ポンドから55%も増加します。

グレインジャーの成長

グレインジャーのCEO、ヘレン・ゴードンは、自社の成長に重点を置いています。彼女の目的は、英国最大の民間賃貸業者になることです。そのような野心的な計画は常にリスクを伴いますが、これまでのところ、同社の進捗は順調です。

 

債務水準は依然として安定しています。また、同社が中堅住宅に焦点を当てている結果、稼働率は97%と高い状況にあります。そして同社は最近、ロンドンの地下鉄駅近くの敷地に3,000戸の新築住宅を建設することにしました。

グレインジャーは強い勢いを維持しています。賃貸に重点が置かれていることは、住宅価格が下落しても、キャッシュフローが堅調に推移することを意味します。2019年の予想配当利回りは2.6%と控えめですが、配当は大幅に増加すると想定されます。

個人的には配当を重視する企業が好きですが、グレインジャーについては長期的な成長を期待しています。

その他にも魅力的な株式

私が所有したい不動産株式の一つは、U and I Group(ティッカー:UAI)です。同社は、主にロンドン、マンチェスター、ダブリンの都市再生プロジェクトに関わっています。

このグループの開発は、オフィススペース、商業用不動産、住宅用不動産を組み合わせて行われることが多いです。いくつかは短期的な利益のために販売され、いくつかは長期的な賃貸のために開発されています。

同社の経営陣は毎年余剰資金を株主に還元し、多額の配当を提供する傾向があります。英シティーのアナリストは今年、一株当たり13.4ペンスの配当を予想しており、予想利回りは6.4%となっています。

U and I Groupの株価の見通し

U and I Groupの配当重視のマイナス面は、同社の純資産価値が近年ほぼ横ばいで、1株当たり約280ペンスとなっていることです。これは長期の株価上昇を制限する可能性があります。しかし、マーケットでは一株当たり200ペンス近くで取引されている株式であっても、株価が上昇する余地があると見られています。

同社の取締役会はこの見解を共有しているようです。8月末以来、副社長のリチャード・アップトンは、265,000ポンド相当の同社株式を購入し、その保有総額は670万ポンドとなりました。私も、同社株式が買いであるというアップトンの見解に同意します。


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