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未公開株の勧誘は詐欺が多い?その手法や安全に未公開株に投資する方法を説明

最近、未公開株で騙されたという詐欺事件が度々メディアを賑わせています。

特に多いのが、本来は金融商法取引業登録をしないと営業できないにも関わらず、無登録であたかも業者を装い電話をかけてくるケースが増加しています。

闇ルートで卒業アルバムなどの個人情報を入手し、一昔前の「オレオレ詐欺」のように、お年寄りや年配の中間層以上を狙っているとも言われています。

これはもちろん違法行為であり、許される行為ではありません。

無登録で勧誘する時点で消費者契約法4条1項が成立されますが、実際には立証するには、顧客側が立証しなければならず、泣き寝入りするという悪質な場合もあるそうです。

今回は未公開株詐欺についてくわしく解説していきます。

未公開株とは?

未公開株とは株式市場に上場されていない株式、新株予約権、社債等を指します。

例えば上場前の会社の未公開株を保有しており、その会社が上場した場合、その株式によって莫大な資金を得ることができます。

そのため、ベンチャー・キャピタルや大株主などが保有しているケースが一般的です。

未公開株の勧誘には要注意

未公開株の勧誘は詐欺が頻発しているので、とにかく注意が必要です。

私は大丈夫、と思っていたり、熟練した投資家の方でも巧妙に騙されるケースもあるのです。

未公開株は登録業者以外からは買うことできないのですが、未公開株や社債など儲け話があると巧みに勧誘の電話をする事例や、ペーパーカンパニーからの詐欺の資料が自宅まで郵送されれくる事例、なかには「金融庁」など公的機関の名前を持ち出して安心させる悪質なケースもあります。

詐欺グループは時代に合わせて巧みに話題や手法を変えてくるため注意が必要です。

証券会社などは未公開株の勧誘はしない

証券会社から未公開株の勧誘は一切していません。

これが例え登録されている証券会社や「金融商品仲介業者」を名乗ったとしても、未公開株の勧誘は原則禁止されているため、絶対に信用してはいけません。

万が一勧誘された場合には、速やかに警察、消費者生活センターへ連絡しましょう。

未公開株の勧誘は基本的に個人経由

未公開株の勧誘は、ある日突然、個人宅を狙ってやってくるものです。

「未公開株に興味はありませんか」「実は絶対に儲かる上場予定の未公開株がありまして」など、客観的に見れば怪しいことがわかりそうな事例も、当事者になると「誠実で丁寧な口調だった」「詐欺とは全く疑わなかった」というケースが多いのも事実です。

プロの詐欺師とは、平然と嘘を付くことや相手の心理を鷲掴みにすることに長けているのです。

特に日中、自宅にいることの多い主婦は狙われやすいと言われ、事実、違法なキャッシングなどに手を出すのも主婦が多いという指摘もあるのです。

未公開株の詐欺の手法

詐欺の手口は時代によって変化していくものですが、いつの時代でも共通している、最もメジャーな詐欺の手口をここではご紹介します。

まず他人名義の携帯電話を用意して、詐欺の電話をかける名簿を違法な名簿業者から入手します。

この名簿には未公開株を購入したリストが存在すると言われており、この名簿さえあれば、あとは実際には存在しない架空の業者を登記して、HPや口座開設をして、あたかも本当に存在するかのように装います。

そして、その会社のパンフレットを名簿の住所に送りつけ、その数日後に電話で勧誘するというパターンが多く、気付いたときには会社ごと移動している、というサイクルを詐欺グループは繰り返すのです。

金額を払ったが、投資先が架空の会社だった

詐欺グループと気付かないのは、振込の際も相手方が個人名義ではなく会社名義の為、銀行などで銀行員に振込を止められることもなく、送金後には偽物の株券を送ってくるなど、実に手の込んだ用意周到な詐欺手法が行われています。

実際、登記場所の会社へ訪問する人は稀なため、実態をつかみにくいのが現状です。

未公開株の詐欺にあったらどうすればいい?

実際に詐欺にあった場合、勧誘だけでも消費者契約法4条1項が適用されるはずですが、騙されたことを立証しなければならず、なかなか難しいケースもあるようです。

これに比べて消費者契約法171条の2のケースでは、顧客は無登録業者の勧誘により未公開株を取得したことを立証することで、支払い代金の返還を請求できます。

本条によって、被害にあった投資家が1人でも多く救済されることが期待されています。

安全に未公開株に投資するには?

未公開株を詐欺に騙されずに購入するためには、金融商品取引業者に登録されている、株式投資型クラウドファンディング業者を通じて投資をすることです。

1社50万円までと投資には上限がありますが、日本国内にも「ファンディーノ」や「エメラダ・エクイティ」などの運営事業者が存在します。

とはいえ、たとえ詐欺でなくとも、未公開株はその会社が上場しなければ利益を得ることができない、ハイリスク・ハイリターンな投資であることには変わりがありません。

充分に検討して、リスクマネジメントすることが大切です。

まとめ

投資をする際は、情報弱者にならないことが市場で生き残る鉄則です。

一流の投資家であれば、このような手口の矛盾にすぐに気がつくはずです。

本来の未公開株投資の目的とは、上場した際の利益の他に、これから成長していこうとするベンチャー企業を応援するエンジェル投資家としての役割があるはずなのです。

投資先を良く知っているからこそ、その会社が好きになり、投資をして会社を応援しようと思うものなのです。

ぜひ投資をする際は、未公開株に限らず、何に投資をしているのか、投資家自身が把握するように心掛けましょう。


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