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【米国個別株動向】ダラー・ツリー、好調な決算と構造改革で株価上昇

モトリーフール米国本社、2019年3月6日投稿記事より

ダラー・ツリー(ティッカー:DLTR)の株価は6日、5.1%上昇しました。これは、同日発表した2018年度第4四半期(2018年11月~2019年1月)決算が予想を上回ったことと、傘下のファミリー・ダラーの数百店舗の閉鎖計画を好感したためです。ダラー・ツリーは2015年にファミリー・ダラーを買収しましたが、苦戦が続いていました。同社は、第4四半期にファミリー・ダラーに関連した27億ドルののれん減損費用を計上しました。

第4四半期決算の概要

第4四半期には、ダラー・ツリーの比較可能な全体の売上高は2.4%増加し、うちダラー・ツリー店舗で3.2%増、ファミリー・ダラー店舗は1.4%増でした。全売上高は2.4%減の62億1,000万ドルでしたが、これは前年同期より1週間少なかったことがあります。それでも、予想の61億9,000万ドルを上回っています。

売上総利益率は、220ベーシスポイント低下し30.8%になりました。これには、値下げの増加、ファミリー・ダラーの在庫管理部門の削減、その他コストが影響しています。それでも、調整後1株当たり利益(EPS)は、税率の低下により、1.89ドルから1.93ドルに上昇し、予想とほぼ同じでした。

CEOのゲイリー・フィルビンは、次のように語っています。「決算が、ダラー・ツリー・ブランドのさらなる強さとファミリー・ダラーの構造改革の進展を証明しています。ファミリー・ダラーの既存店売上高の増加は、過去1年間で第4四半期が最も大きいものでした」

決算発表で最も大きなニュースは、ダラー・ツリーがファミリー・ダラーの構造改革計画を加速させるというものでした。第4四半期に84店舗を閉鎖し、2019年に少なくとも1,000店舗の改修を発表しました。ファミリー・ダラー店舗の改修に関しては、ダラー・ツリー部門の追加、200店舗についてはダラー・ツリーへのブランド変更、そして390店舗の閉鎖が含まれます。

今後の見通し

ダラー・ツリーにとってファミリー・ダラーの不調が長年の懸案だったため、投資家はファミリー・ダラー店舗の閉鎖を歓迎しているようです。2019年度の見通しに関しては、一桁台前半の比較可能売上高の伸び、234億5,000万ドルの全売上高(2018年の228億ドルから上昇)を予想しています。調整後EPSは、2018年度の5.45ドルに対して、5.16ドルから5.56ドルを見込んでいます。

経営陣の2019年度へのガイダンスによれば、依然課題はありますが、今回の決算、店舗の改修および店舗閉鎖により、ダラー・ツリーは適切な方向に進んでいると投資家に示すことができたでしょう。


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