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いまさら聞けないクラウドファンディングとは?種類やメリット・デメリットについて解説

フィンテックというITと金融を融合した技術の進化に伴い、次々と新たなサービスが生まれています。

最近では、新たなお金のカタチとして、クラウドファンディングとよばれる制度がメディアに登場する機会が増えています。

このクラウドファンディングとは、起業家が事業プロジェクトを発表し、それに賛同した支援者がお金を支援するという制度で、新しい経済のあり方として注目されています。

魅力的な事業やプロジェクトであれば、一昔前よりお金が集まりやすい時代に差し掛かっていると言えます。

お金を借りたいニーズとお金を運用したいニーズを結びつける新たなマーケットとして今後も発展が期待されています。

クラウドファンディングとは

新たなお金のカタチとして、クラウドファンディングとよばれる制度あります。

クラウドファンディングとは、起業家が事業プロジェクトを発表し、それに賛同した支援者がお金を支援するという制度で、新しい経済のあり方として注目されています。

魅力的な商売であれば、お金が集まる時代に差し掛かっていると言えます。

お金を借りたいニーズとお金を運用したいニーズを結びつける新たなマーケットとして今後も発展が期待されています。

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングは大きく分けて、購入型、寄付型、投資型の3種類に分けられます。

購入型クラウドファンディングは、あるプロジェクトに関して資金を集めたい人が、そのプロジェクトに関連する特典として資金支援(寄付)を行った人に対してお返しする仕組みです。

お披露目会などの招待券をお礼とする場合もあります。

寄付型クラウドファンディングは名前の通り、資金を集めたいと思っている人に対してインターネットを通じた寄付の仲介をしています。

投資型クラウドファンディングはさらにファンド型、融資型、株式型に分かれます。

ファンド型クラウドファンディングは事業やプロジェクトに投資をして、その事業やプロジェクトが計画通りに達成できた場合にリターンを得られる仕組みです。

計画の達成度合いに応じてリターンも変化します。運営者は借り手の事業計画等を開示して投資家を募ります。

融資型クラウドファンディングは「ソーシャルレンディング」とも呼ばれています。

サービスの特徴として、ソーシャルレンディングの運営者が、借り手となる企業を審査して、融資の条件(金額、金利、期間、保証や担保の有無)を提示します。

その提示した条件に対して投資家が資金を提供する仕組みです。maneoやSBIソーシャルレンディング等、既に多くの融資・返済実績を持つ会社があります。

株式型のクラウドファンディングは、法改正により2015年5月から開始されたサービスで、1人当たり1社に対して50万円を上限に、インターネット上で未上場株式に投資できるようになりました。

但し、流動性が極めて低い投資となり、担保等の保全もないので、投資した会社の将来性にかける比較的リスクの大きい投資となります。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングという仕組みのメリットとして、誰でも事業アイデアや実現したいプロジェクトの発案&提案が出来ることです。

資本の有無ではなく、その発案者や事業の魅力に賛同する人が多ければ活動資金が集まることが最大のメリットです。

これは従来なかったお金のあり方として、とても注目されています。

投資家のメリット

投資家のメリットとして、ミドルリスクで高い利回りが期待できることです。

例えばソーシャルレンディングは1万円から始められるものもあり、毎月のお小遣い程度の少額からスタートできます。

手数料も振込と払い戻し以外は無料なのでシンプルで分かりやすく、とにかく始めやすいのが特徴といえます。

最大のメリットは、リターンとなる利回りが平均8%とかなり良いことが挙げられます。

これは銀行の利回りよりもはるかに高金利です。

比較するとハイリスクで高リターンを期待するFXなどの投資よりも利回りは低いものの、ソーシャルレンディングは資産を保有してインカムゲイン(配当収入)を得ることを目的としているため、リスクを抑えつつ魅力的な利回りが期待できます。

とてもバランスの良い投資先ともいえるはずです。

また投資以外の魅力として、自身が賛同する事業やプロジェクトに貢献できるという、クラウドファンディングならではの満足感も得ることができます。

企業側のメリット

銀行から借りるのとは違い、クラウドファンディングは成功報酬型のため、事業が失敗した場合、返済義務はありません。

目標の資金が集まり、事業やプロジェクトが始まった場合のみ成功報酬が発生します。

企業としては、最速で事業に集中できることと、思い切った事業に舵を切りやすく、例え失敗したとしても、再挑戦しやすいというメリットがあります。

クラウドファンディングのデメリット

ソーシャルレンディングには魅力的なメリットが沢山ありますが、デメリットも多くあります。

現状、デメリットを完全になくすことはできませんが、あらかじめデメリットをしっかりと把握しておけば、できるだけリスクを抑えることは可能です。

デフォルトとは、投資したお金が返ってこないリスクのことです。

しっかり把握しておかなければならないのは、ソーシャルレンディングの事業者はお金を借りたい人と賃したい人をつなぐマッチングサイトであるということです。

もちろん事業者側はお金を借りたい人の審査はするものの、実際のビジネスには不確実性が必ずあり、100%安心というものはありません。

いざという時、代わりに返済してくれるわけではないことを念頭に置いて投資をすることが大切です。

投資家のデメリット

いざ利益が出た場合、ソーシャルレンディングの分配金は原則、雑所得に分類されます。

この雑所得は「他の種類の所得に該当しない収入ー必要経費」として計算されるので、その他事業所得と相殺できないのは税制面でデメリットと言えるでしょう。

また所得税として総合課税されるため、ソーシャルレンディングの分配金はあらかじめ税金が引かれています。

これはソーシャルレンディング業者が所得税を前払いしている状態で、「所得税20%+復興特別所得税0.42%」を分配金支払い時に源泉徴収される仕組みです。

企業側のデメリット

クラウドファンディングでプロジェクトを公開すると、目標の達成に限らず記録が残るので、発案した時点での覚悟が問われることになります。

場合によっては信頼を失うこともあるので、しっかりと検討することが大切です。

クラウドファンディングは新しい資金調達の方法

ITが進化することで新しく生まれた金融サービスがクラウドファンディングです。

例えお金がなくとも、その事業や起業家に賛同が集まればそこに資金が集まる、いわば信用経済とよばれる取引の割合が今後も増えて行くことが予想されます。

まとめ

ソーシャルレンディングの魅力は、ミドルリスクでありながら銀行と比べて利回りが高く、とても魅力的な投資先も多数存在することです。

メリット・デメリットを理解して分散投資をすることでリスクを抑え、ぜひ投資先のひとつにソーシャルレンディングをぜひ組み入れてみましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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