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バフェットがオーストラリアの保険会社の株を購入した5つの理由

モトリーフール・オーストラリア支局、2018年11月19日投稿記事より

多くの投資家はウォーレン・バフェットの投資アドバイス、スタイル、さらにどの株を購入するかまで真似することを好みます。

公表されている情報では、バフェットはオーストラリア証券取引所の株式を1銘柄だけ購入しています。それはインシュアランス・オーストラリア・グループ(ティッカー:IAG、以下「IAG」)で、同社が2015年6月に5億ドルで株式発行した時、バークシャーが3.7%分を購入しました。

購入が発表された2015年6月16日には、IAGの株価は約5.70ドルでしたが、現在は7.07ドルとなっています。

つまり、バフェットはすでに投資額の約24%という大きなトータルリターンを上げ、時間とともにかなりの配当も受け取っていることを意味しています。

なぜバフェットがIAGの株を購入したのか見ていきましょう。

配当

保守的な投資家として評判のバフェットですが、それによって確実に利益を得てきています。バフェットは保険セクターを重視しており、IAGも2018年度に1株当たり34セントを配当として支払い、4.8%という高い配当利回りになりました。また、IAGは2018年10月31日に1株当たり19.5セントの「キャピタルリターン」とともに1株当たり5.5セントの特別配当を発表しました。

資本支援

バフェットのバークシャー・ハサウェイ・グループの専門知識と焦点は保険事業にあり、IAGとのパートナーシップもまた、IAGが資本準備金比率と資本の柔軟性を維持するために役立つという点で戦略的であると言えます。バークシャーの資本を利用することができるという点で、IAGはライバルよりも優位に立つことができます。

優良株

バフェットの戦略は、適正に評価されている優良株を長期保有するために購入するというものです。IAGは、QBEインシュアランス・グループ(ティッカー:QBE)やサンコープ・グループ(ティッカー:SUN)と競合が限定されているため、オーストラリアとニュージーランドの市場で強い競争力を持っています。自動車または住宅保険サービスの市場規模を考えると、IAGの収益は適度にディフェンシブであると考えることができます。

再保険サービス

バークシャーは2000年以来、再保険の分野でIAGと協力してきました。再保険は基本的に、過酷な天候や何らかの出来事によって同時に多数の請求されるリスク対策用にある保険会社のための保険です。パートナーシップを結ぶことで、IAGは他の方法で行うよりも良いレートを維持することができます。

バリュー

バフェットは、彼が考える正味現在価値を考慮した上で割安となっている会社を買うというバリュー投資家としておそらく最も有名な人物です。バフェットは安価でたいして質がよくないビジネスよりも適正な評価で質の高いビジネスを選好することで知られています。IAGの株価は過去5年間でQBEとサンコープの両方を上回ってきました。つまり、IAGが最も質が高いビジネスであることを示しています。


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