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英国では賃貸向けマンションよりも、FTSE 100の不動産株式投資を

モトリーフール・英国支局、2019年1月27日投稿記事より

FTSE 100の不動産株式と比較すると、英国の賃貸向けマンションは魅力的ではありません。

不動産株式の方が、優れた租税回避の機会を得られると同時に、安全性も高いと言えます。

売買の流動性や多様性を考えると、賃貸向けマンションへの投資を避け、その代わりにFTSE 100の不動産株式を長期にわたって保有する方が賢明だと考えます。

税金はどちらが得か

税金の観点から見れば、賃貸向けマンションへの投資はおすすめできません。

政府は、セカンドハウスの購入時に支払う印紙税の引き上げを導入しました。

投資家は、3%の追加料金を支払わなければなりません。

これと同様に、住宅ローンの利子控除制度の変更は、家主にとって利用可能な純利益が減少したことを意味します。

対照的に、投資家はStocks and Shares ISAを通じて、FTSE 100不動産株を購入することができます。

ISAの上限は、近年、一人当たり年間20,000ポンドに増加しました。

ISAは、配当にかかる税金とキャピタルゲイン税を回避できますので、長期的に利益を生み出すための賢明な手段といえます。

保有資産は上昇するか

昨年、英国の平均所得と比較した場合、住宅価格は史上最高水準に達しました。

そのため、多くの英国人が住宅を手に入れられないのではないか、という懸念が高まっています。

これは、家主が以前に期待していたより、保有不動産の値上がりが期待できないということを意味します。

これとは対照的に、FTSE 100の広範な不動産株式は現在、手頃な水準になっているようです。

2018年5月に記録的な高値に達して以来、この指数は急激に下落しました。

そのため、住宅建設業者、リートおよびその他の不動産関連株式を、純資産価値以下で購入することが可能です。

これらの株式は、今後数年間で値上がりする可能性があります。

ポートフォリオの多様性

FTSE 100株式の売買は、かつてないほど容易になりました。

オンライン株式取引業者の競争により、売買手数料はほとんどかかりません。

そのため、小規模の投資家でも、不動産関連株式の多様なポートフォリオを構築できます。

これにより、全体的なリスクを減らすことができ、長期的にはよいパフォーマンスを得られる可能性があります。

それとは対照的に、賃貸向けマンションによってポートフォリオを多様化するのは困難です。

多くの場合、個人は、自分たちの貯蓄の大部分を投入して賃貸向けマンションを購入します。

これは、2つの物件を購入することさえ、かなりの費用がかかるため不可能であることを意味します。

つまり、リスクが1つの資産に集中することになります。

たとえ短期間であっても、賃借人が家賃の支払いを行わなかった場合、家主を深刻な財政的危機にさらす可能性があります。

英国経済の見通しが不透明であることを考えると、多様化の欠如は賢明でない決断になるものと思われます。


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