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【米国個別株動向】J. C. ペニー、事業好転の可能性で株価急騰

モトリーフール米国本社、2019年2月28日投稿記事より

百貨店チェーンのJ.C.ペニー(ティッカー:JCP)は28日、2018年度第4四半期(2018年11月~2019年1月)決算を発表し、内容は予想ほど悪くなかったこともあり株価は急騰しました。

店舗閉鎖の発表や新CEOジル・ソルタウが事業好転の可能性に言及したことも歓迎され、株価は12時26分時点(米東部時間)で29%の上昇となっています。

第4四半期の概要

J.C.ペニーの業績は素晴らしいものではなく、調整ベースの既存店売上高は4%減となりましたが、アナリスト予想の4.3%減よりは良好でした。

全体の売上高は8.4%減の37億9,000万ドルで、これには店舗の閉鎖の影響も含まれています。

売上総利益率は220ベーシスポイント低下して31.3%となりましたが、これは主に過剰在庫を解消するための計画的な値下げによるものでした。在庫を13.1%削減しました。

売上高に対する販売費および一般管理費は、店舗閉鎖などの影響により150ベーシスポイント増加し27.5%となりました。

調整後1株当たり利益は0.51ドルから0.18ドルに減少しましたが、アナリスト予想の0.11ドルを上回っています。

CEOのジル・ソルタウは、楽観的な見方をしています。

「J.C.ペニーが、結果をもたらす力を持つ確固たるブランドであると確信しています。

過去の財務実績にもかかわらず、女性用衣料品、アクティブ衣料品、特別サイズの衣料品、高級宝飾品などの主要事業の改善を推進するために、すでに措置を講じています」

ペニーはまた、総合店舗18店と家具店9店の閉鎖を発表し、閉鎖の大半が第2四半期に行われるとしました。

今後の見通し

J.C.ペニーは、2019年度について具体的な業績ガイダンスを公表しませんでした。

これは近年、同社の業績がガイダンスを下回り続けたことから賢明だったかもしれません。

しかし、経営陣は、2019年度のフリーキャッシュフロー(FCF)はプラスに転じると予想しており、これは2018年度のマイナス3,300万ドルからの改善になります。

今回の決算発表が、J.C.ペニーの業績の転換点になったとはとても言えませんが、株価がこれまでに相当下落していたこともあり、在庫圧縮やFCFのプラス転換予想といった好材料が株価を押し上げたようです。


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