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空売り比率が日経平均株価へ及ぼす影響とは

相場下落時の相場の底打ちを知るために注目される空売り比率

とはいえ

  • 空売り比率とはどんな指標なのか?
  • 空売り比率をどのように活用すればいいのか?

という疑問をお持ちの投資家の皆様も多いかと思います。

そこでこの記事ではそんな投資家の皆様の空売り比率に対しての疑問お答えします。

具体的には、

  • 空売り比率とは?
  • 警戒すべき空売り比率の水準
  • 空売り比率の上昇は株価反転の伏線
  • 仕手化しやすい銘柄の特徴
  • 空売り比率を確認して相場の底打ちを判断しよう
  • まとめ

の順に空売り比率の指標を見るうえで、重要なポイントをご紹介していきます。

空売り比率とは

空売り比率とは、株式の取引で空売りが占めている割合のことをさします。

空売りとは、信用取引のひとつで証券会社から株を借りて売り、その後買い戻すことで差額を得る取引のことをいいます。

要は信用取引で売りを行ったまま、買い戻す前の株式の残高をその株式の30日、もしくは90日間の平均出来高で割った比率のことをさします。

空売り比率の公表は2008年より開始されたのですが、2013年から空売りのルールの改正が行なわれたことにより以前よりも投資家が空売りを行いやすい環境になりました。

そのため現在の空売り比率の水準は過去のデータと一貫性のないものになっていることから不確実性が高い状態にあります。

しかし、今後過去のデータの収集が高まってくることで、相場下落時の相場の底打ちを知るために必要不可欠になっていく注目の指標が空売り比率となりますので、ここからは空売り比率の具体的な見方を詳しく解説していきます。

警戒すべき空売り比率の水準

空売り比率の一般的な水準では、通常20%〜30%付近で推移します。

大衆の見方をとしては20%以下の比率になると相場が天井圏に入ったとみなされやすく、30%以上の比率で相場が底値圏に入ったとみなされることが多いようです。

しかし、最近の相場を見てみると空売り比率が上昇傾向にあり、40%を越えることも珍しくありません。

数年前までは30%を越えると警戒感が出てきていましたが、空売りの条件緩和などの複数の要因が重なり、上昇傾向にあるのではないかと推察されます。

直近の空売り比率の推移を見てみると40%超になると日経平均株価の警戒感がかなり高まるのではないかと考えられます。

空売り比率の上昇は株価反転の伏線

上記でも説明の通り、基本的に空売り比率が高まると日経平均株価は下落し、空売り比率が低くなると日経平均株価は上昇する傾向にあります。

しかし、空売りは一定期間で買い戻しを行わなければならないため、その期間が近づくにあたり市場では将来的な買い材料が積みあがっていると判断され、短期的には上昇しやすくなります。

また、日経平均株価と空売り比率の関係性はかなり高い確率で相関関係にありますので、空売り比率の動きを分析することは、日経平均株価の見立てを立てる際のひとつの指標として活用することができます。

仕手化しやすい銘柄の特徴

空売りができる銘柄は仕手株の対象になりやすくなります。

仕手株とは、マネーゲームの対象になってしまう恐れのある銘柄で値幅が大きくなるような銘柄が特に狙われやすくなります。

仕手株の仕組みを理解し、仕手株を味方につけよう。

例えば、

小型の銘柄や時価総額が低い場合

小型株や時価総額の低い銘柄は比較的狙われやすくなります。

小型株は発行済み株式数が6000万株未満の株式を指します。

理由としては、大型の株や時価総額の高い銘柄よりも仕手集団の資金力で相場操縦を比較的行いやすいためです。

業績がよくない銘柄

業績が伴わず、株としての魅力があまりよくない銘柄は投資家の信用売りも呼び込みやすく、仕手集団が狙いやすい銘柄のひとつにあげられます。

仕手株は値幅が大きくなってしまうため、短期的な売買を繰り返してしまい、リスクの上昇につながりますので仕手集団の食い物にならないように投資初心者は手を出さないようにしましょう。 

空売り比率を確認して相場の底打ちを確認しよう

空売りには将来必ず買い戻しを行う必要があります。

そのため、空売り比率が高くなるということは裏を返せば将来買い戻される比率も高くなるということです。

つまり、空売り比率が高いということが相場の上昇に繋がる可能性があるということになります。

相場下落時に相場の底打ちを捉えて投資を行いたいという方には今後さらに注目の集まる指標であるといえます。

以前までは空売り比率が30%を超えてくると相場の底打ちとして捉えられていたのですが、最近の相場では40%を超えることも珍しくありません。

これは空売り比率のルール改正が原因であると言われています。

最近では40%超で日経平均株価の警戒感がかなり高まっているように見受けられますが、もうしばらくはデータ収集が必要であるかと思います。

まとめ

今回の記事では、投資家の皆様がかなりお悩みであろう相場下落時の相場の底打ちを探るための指標として注目を集める空売り比率について解説しました。

今後もデータ収集の必要な指標ではありますが、相場の底打ちを捉えるうえではひとつ重要な指標あることはご理解いただけたと思います。

また、日経平均株価とも高い相関関係にありますので、空売り比率の傾向を押さえておくことは日経平均株価の傾向を抑えるために必要な指標となります。

相場の天井圏、底値圏を予想できるということは投資を行う上でかなり優位にはたらきますので、今後も注目の指標のひとつとして確認して頂ければと思います。


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