The Motley Fool

【米国株動向】10月に検討すべき底堅い優良銘柄3選

出典:スターバックス

モトリーフール米国本社、20211010日投稿記事より

5年以上のスパンで投資が可能なら、短期的なボラティリティーを懸念する必要はありません。優良企業の一部はパンデミックで打撃を受けたものの、力強く回復しようとしています。

ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)、スターバックス(NASDAQ:SBUX)、コカ・コーラ(NYSE:KO)の3社は、長期にわたり着実にリターンを生む優良銘柄です。

ウォルト・ディズニー:テーマパークはかつてなく力強い復活を遂げる

ディズニーは何世代ものファンを楽しませ、それは今後何十年も続くでしょう。

同社の価値を創造するのは、毎年新たなコンテンツを作り続ける才能ある作家達です。

人気の新作映画は、映画館での上映だけでなくディズニーのテーマパークやグッズの販売を通じて、売上を伸ばすことが可能です。

動画配信サービスの「Disney+(ディズニープラス)」はサービス開始から2年足らずで契約者が1億1,600万人に達するなど急成長を遂げており、ディズニーが抱える豊富なコンテンツに対する人気を証明しています。

傘下のストリーミングサービスであるDisney+やESPN+、そしてHuluが成長を続け、パンデミック中に強化したテーマパークでのデジタル技術が利益を上げ始めれば、株主は今後10年間恩恵を受けるはずです。

ディズニーは完全な回復を遂げてはいませんが、直近四半期の売上は前年同期比45%増の170億ドルで、前四半期の156億ドルからも増加しています。

テーマパークやクルーズ船の当面の予約が好調であることから、アナリストは来年の同社売上を前年比25%増と予想しています。

テーマパーク事業の昨年の収益力低下やストリーミングサービスでの成長投資といった要因があるため、ディズニー株の価値を正確に判断するのは困難です。

しかし、同社の株価収益率(PER)は過去最高だった2018年度利益の24倍です(執筆時点)。

ストリーミングサービスの長期的な成長見通しに加え、今後数年に及ぶテーマパークに対する繰延需要を考慮すると、バリュエーションは非常に魅力的にみえます。

スターバックス:大衆向けのカスタム・コーヒー

スターバックスは、新商品の開発やサービスのアップグレードを継続的に行うことで、単なる1杯のコーヒーを大きな成長ドライバーへと変えています。

2021年第2四半期末の店舗数は33,000店ですが、2030年までに55,000店舗に拡大し、現在、店舗数で首位のマクドナルド(36,000店舗)に代わり世界最大のレストランチェーンになることを目指しています。

スターバックスの売上高は2020年には減少したものの、2021年第3四半期(4-6月)は前年同期比78%増の過去最高の75億ドル、1株当たり利益(EPS)も過去最高の1.01ドルでした。

経営陣は第4四半期の既存店売上を前年同期比18~21%増、店舗数では1,100店の純増を見込んでいます。

うち600店舗は中国で開店予定です。

中国は同社にとって世界最大の市場で、第3四半期に店舗数は5,000を超えました。

同社はAI(人工知能)によるデータを用いて、各顧客に合わせた商品・サービスの提供を行っています。それにより同社は競争から1歩抜きんでています。

店舗の種類も同社の成長要因で、店内飲食が可能なレストラン型、ドライブ―スルー型、ピックアップのみ、そしてそれらを組み合わせたものがあります。

スターバックスは大量のデータベースを用い、ロケーションごとに最適な店舗を決めており、リソースの効率的な活用と収益力の向上が可能になっています。

株価は過去5年間で110%上昇しており、市場全体のパフォーマンスを上回っています。

PERは47倍、また同社は増配を続け、配当利回りは1.6%とS&P500指数の平均を上回っています(いずれも執筆時点)。

スターバックスは長年にわたり投資家に利益をもたらすはずです。

コカ・コーラ:リターンに対する投資家の渇きをいやす

世界が新型コロナウィルスから回復するのに伴い、世界的な飲料メーカーであるコカ・コーラは恩恵を受けるでしょう。

同社は家庭内外で消費される飲料を販売していますが、レストラン、映画館、テーマパーク、スポーツスタジアムといった家庭以外の販売チャネルを長年にわたり築き上げ、こうした市場でより大きなシェアを有しています。

人々は食料品店での飲料購入よりも、家庭以外で消費する場合により高額を支払います。

また、レストランやテーマパークでは提供される飲料ブランドが限定され、競合他社との競争から守られています。

これらの場所が一時的に閉鎖されたパンデミック初期にコカ・コーラは打撃を受けましたが、再開は同社を支えることになるでしょう。

同社は優良会社で、過去10年間の税引前利益率の平均は24.2%と、最大のライバルであるペプシコの13.3%をはるかに上回っています。

コカ・コーラの株価フリーキャッシュフロー倍率は20倍と(執筆時点)、過去10年間で最低水準にあります。

世界的な経済再開に伴う良好な見通し、過去からの好業績、そして比較的低い株価バリュエーションを考慮すると、同社は10月に検討すべき優良銘柄です。

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Jennifer Saibilは、ウォルト・ディズニー株を保有しています。元記事の筆者John Ballandは、ウォルト・ディズニー株を保有しています。元記事の筆者Parkev Tatevosianは、ウォルト・ディズニー株、スターバックス株、コカ・コーラ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ウォルト・ディズニー株、スターバックス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、スターバックス株のオプションを推奨しています(2021年1月の100ドルのショート・コール)。
最新記事