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投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その5)

モトリシンガポル支局、2018年12月26日投稿事より

クレディ・スイスの元グローバル金融ストラテジー責任者、そして、ブルーマウンテン・キャピタル・マネジメントのリサーチディレクターであるマイケル・モーブッサンは、投資プロセス、会社分析のテクニック、ポートフォリオのポジショニングなどに関する詳細なメモや記事で有名です。

モーブッサンは、2016年8月に書いた記事で、偉大な投資家が持っている10の属性に言及しています。

モーブッサンが紹介した10の属性は、長期的に学びかつ発展させていけます。

シリーズ関連記事では、成功する投資家の8つの属性について紹介しました。

この記事では、最後の2つの属性を探っていきます。

投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その1)

投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その2)

投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その3)

投資のプロに学ぶ、成功する投資家の10の属性(その4)

ポジションサイズの調整

ポジションサイズの調整は、各投資家のリスク・リターン特性に応じてポジションの大きさを変えることです。

モーブッサンは、2人の投資家がそれぞれのポートフォリオの中で同じ企業を保有していたとしても、ポジションサイズを調整することで全体のリターンへの影響は大きく異なる、と語っています。

ポジションサイズの調整は、一般的にはあまり重視されていません。

多くの投資家は「何を買うか」に集中してしまい、「どれだけ買うか」をあまり考慮していません。

投資実績は、うまくいった時にどれだけ稼ぐかだけでなく、間違った時にどれだけ失うかによっても左右されます。

ポートフォリオにおける1銘柄のポジションサイズを決定する要因には、以下の2点が含まれます。

キャピタルゲインや配当から長期にわたって得ることができる想定リターンと、会社の事業の固有リスクです。

投資家として、企業のリスクを懸念しているにもかかわらずその株式を所有したいのであれば、その株式のポジションをポートフォリオ内で小さくすることができます。

このようにすれば、たとえ会社がうまくいかなかったとしても、ポートフォリオ全体にそれほど大きな影響を与えることはないでしょう。

読書(加えて、幅広い視野を)

成功する投資家の最後の属性は読書です。

モーブッサンは、心を豊かにし、企業、ビジネス、および重要な世界的出来事に関する豊富な知識を身に付けるためにはできる限り毎日本を読むことを勧めています。

読書は成功する投資家にとって欠くことができないものです。

著名な投資家であるチャーリー・マンガーは、彼が知る成功している投資家は皆、本を読んでいると言っています。

また、幅広い知識をつけるためには、単に財務や投資の本に限定せず、幅広い分野の書籍を読むべきであることを覚えてください。

私は、マネジメント、マーケティング、科学、地質学、社会学、心理学、歴史(人間と自然)など、幅広く本を読んでいます。

投資にはさまざまな業界や国が関わってくることに加えて、それぞれが独自の特性を持っているため、ある事実や知識がいつ役に立つかなどわかりません。

偏見をなくすために意見が完全に一致しない本も読むべきです。

新しい情報を踏まえて、推理と論理に絶えず疑問を投げかけるという行為は、常に学びつづけることにつながります。


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